霧猫です
吐き出し系
霧はテスト前になると病む
バカだから、勉強出来ないから
という理由ではなくて。
自分で言うのも変だけど、
一年の頃はオール5もとった。
だけど、その時期から
霧は壊れた。
ママ、パパ、クソ担任から
かけられる重いプレッシャー。
周りからの目。
「 委員長だから 。」
で片付けられる霧の行動。
「 委員長 委員長 」って言うくせに
自分たちが楽しい時は指示なんか
もっぱら無視しやがって。
こっちの気持ち考えてよ。
ママ、パパにはいい点を持って帰らないといけなかったし、
いつもクラスの上位にいないとダメだった。
そんな毎日が嫌だった。
誰にも相談出来なくて、
だんだん荒れてきて。
態度も言葉遣いも、汚くなって。
それでもみんなの前では
常に上に居させられて。
クラスでなんか起これば全部
霧の責任になって。
そんな時作り上げないとダメだった、
卒業生を送るためのビデオレター。
たった30秒で良かったのに、
出来なかった。
誰も霧の言葉、指示なんて聞かない
時間がないのに焦らない。
担任は「委員長頑張れ」しか言わない
もうダメだって思った。
もう出来ない。もう無理。
嫌だ、あんなクラス嫌だ、
って霧は泣いた。泣いて、泣いた。
その心配をしてくれた先生が、
霧の好きな人。あの先生。
今年もそんな時期がきた。
今のクラス、担任は去年と違って
クソじゃない。クソ担任なんていない
霧は今副会長をしてる。
卒業生を送るために、今年も
「ビデオレター」をやる事になった。
フラッシュバックした。
あの嫌な光景が。
その時一緒にやってた委員長の人が
心配してくれたけど、
やっぱり蘇る嫌な光景。
だけど今、こうやって前を向けてて
あのクソ担任に負わされた傷も
そこそこ癒えてきてるのは、
やっぱりあの先生のおかげだと思う。
あの先生が居なかったら、
霧は今頃どうなってたかな。
副会長なんかやってなかったはず。
こんなにも前を向けてなかったはず。
それくらい霧にとって大きな存在。
大好きです。先生。
こんなに頑張れてるのは
先生のおかげです。
いつもありがとうございます。
霧猫