『声』と『普通』の話。
言ったか言ってないか忘れたが
解離性離人障害を、昔から患っている。
発症したのは、多分幼稚園入園後初日。
初めてされた性的悪戯の記憶。
ぼやぼや、ふわふわした身体の感覚。
自分の身体が自分じゃない感覚。
着ぐるみの中から身体を操作するような違和感。
さっき発した言葉、本当に自分の口から出たの?
自分の声が、遅れて聞こえる。
さっき気付いた。
最近自分の声が変わって聞こえる。
生まれてから今まで大半を占めた声と別物で、クリアな音にしっくりきた。
いつの間にか気持ち悪い位の違和感が薄まった。
この頃変化が早い。
考える→悩む→原因に気付く→新たな考え方の確立
のスパンがほぼ毎日。
記憶力が悪いのじゃなく思い出すのが怖かっただけ。みたいな。
劣等感が薄くなったり、人の幸せを喜べるようになったり。
自分の『普通』が変わる。
どうやら『普通』とは、その時々大元を占める考え方を言い換えたモノのようだ。
そして恐らく、間違えば後に分かるのかもしれない。
自分の考え方なら、『後悔』
社会的なら『犯罪』や『非難』等の形で。
(もちろん一概には言えないが)
止まった時間が今年一年瞬く間に流れ出してくる。
勉強楽しい。無表情じゃない。人が怖くない。
キラキラしたもの、私の中にも、あった。
心が、生きてる。
よし、また頑張ろう。
Spica