俺の人生 拝啓この手紙
俺は2000年2月に生まれる。おとなしかったらしい。
今もなおおとなしいけどやるときゃやった。いろいろあったからねえ。
親父もお袋も共働きで一人っ子だしぼっちだしいつも一人だった。正直悲しかった。俺はただロボットのような生き方をしていた。
親父もお袋も俺も会話をしなかった。暗い家庭だった。だからなんかロボットのような生き方を教えられた。だからぼっちだった。
中学になって不良になった。ちょっと解放感あった。不良時代はあまり思い出したくない。高校も定時制に行ったが変わる姿が見せれなかった。だが、ある日俺にかかってくる先生がいた。
先生はいつも俺の暴走を止めてくれた。ある日俺は気づく。あの先生はいつも俺にかかってくるが何か話を聞いてくれるのかと。とりあえず勇気を持って話することにした。先生と初めてのマンツーマンである。
俺は昔からロボットのような生き方をしていた。どんなのかというと親と必要なこと以外話してなかったから。飯も親は仕事帰りに食べるということで俺はいつも買いにいっていた。朝も買いにいっていた。親は仕事行く前に食べていた。俺がどんなにいいことしても俺が非行を起こしても何も言わなかった親。俺はそのロボット生活のせいで何もいい出会いがなかった。笑うこともなかった。ただ不幸だけ考えた!先生は俺に一言。辛かったね、だけどもうそんなロボット生活は終わりだ。自分の得意不得意を理解して自分のいけるとこまで道を歩みなさい。ただこれだけだった。なのにぐっときた。俺はこのとき初めて感動した。そうだ、俺は今まで助けてほしかったんだ。寂しかったんだ。けどもう悩むことなんてない。苦手は苦手、いけるならいけるで進行していけばいい。この日から生き方を変えた。
俺は相変わらずおとなしい奴だ。でも前よりかしゃべってる気がする。できるところで発揮してできなさそうなら控えるみたいな感じで生活してる。苦手なことでもできそうならやってるけどね。先生の言った通り自分の道を進んでいきます!