空気のいいところで育ってそうな素朴な人がすき。見ているだけで、そばにいるだけで、しあわせ。
好奇心にまかせて参加した講習会に、そんな人がいた。それだけで何か報われた気持ち。
機器の扱い方がわからずにいたら教えてくれた。申し訳ない。早く覚えていかねばと、強く思った。
学年は離れているが、もっと話してみたいと思う。一方、これは誰に対しても同じだが、自分と話すのは相手にとって迷惑ではないかと踏みとどまってしまう。初対面で話すのに迷惑も何もないことは分かるのだが、その気持ちが強すぎて後々の関係を悪くする。
学科に馴染めず友達がいないわりには、あちこちに連絡して色々なところに足を運んでいる。それなりに楽しんでいると思う。いくつか趣味に合う場所もみつけたし、同級生からお年寄りの方まで、たくさん話を聞けた。行ってみるもんだと思う。
華やかな大学に通っている先輩と活動する機会ができた。見るに見かねたのだと思うが、おしゃれを教えてくれるらしい。ファッションセンスが小学生以下の自分としては、本当にありがたい。
自分は人見知りではなく人づきあいが非常に苦手なので、長期的な関わりで苦しむことは多々あるだろう。それはまた その時に考えるつもりで、今はとにかく、失礼なことを言ってしまわないように ということだけ気をつけている。
心のなかは相変わらず沈みこんでいる。行動とのギャップがありすぎて、側から見るとおかしいかも知れないがしかたない。これに関して
は、一度専門の方に相談することにした。
高校に入ったときもそうだったが、大学に入ると自分があらゆる面で遅れていることを痛感する。もっと大人になりたいと思う。
とりあえず、この状態で この学科で4年間過ごすのはいくら何でも大変なので、変な人だと思われていいから今日も話しかけようと思う。