1年ぶりにここへ来ました。
ここは、昔の担任の先生のような安心感というか居場所というか素晴らしいところだなって思います。
初めてここにお世話になったのは中学1年生の頃でした。
お恥ずかしい話ですが、死ぬ方法を探していたらたどり着いたサイトでした。
しばらく拝見していたのですが、ここなら私を助けてくれるかもしれないと最後の綱というか…これが最後だという気持ちで小瓶を流してみました。
虐待、いじめ、自傷行為、持病、数々の悩みを全て打ち明けました。
どなたかは分かりませんが、闇に沈みきっていた私の生活に光をさしていただきました。
ありがとうございました。
感謝でいっぱいです。
この小瓶が流れているかは分かりませんが、昔の私へ書きたいです。独り言です。笑
中学1年生の私へ
私は今、高校3年生になりました。
あなたは、ここまで生きるまであと3回自殺未遂をします。数え切れないほど、何十回何百回何千回と嘘をついて、罪悪感で自傷行為を繰り返します。
あなたは、人間ではなくなります。怪物になります。
虐待を受けてて、辛かったね。
いじめも受けて、辛かったね。
よく頑張ったね。今までで1番、頑張ってたよ。
なのに、私があなたを追い詰めてごめんね。休ませてあげなくてごめんね。
もう、頑張らなくていいんだよ。
もう、十分だよ。無理しないで。
未来の、んー。20歳くらいの私へ
今、あなたは何をしていますか?
生きていますか?
今の私と一緒で不安に怯えていますか?
今の私は、友達がいないよ。人が信じられなくなっちゃったよ?
いっちばん、信じてた子に仲間外れにされちゃった……ははは笑
きっと、心当たりあるよね…。
私は、その子を忘れようと思って写真を全部消したかったよ。
毎日夜は、誰か助けてって1人で泣いてるよ。
今のあなたは、変わっていますか?
もう少しで卒業です。んー。あと10ヶ月もないくらい。
不安で仕方がないです。
無意識で嘘をつく癖は治っていますか?
治っていたらいいな。
今と一緒で弱音を吐かずにいますか?
頑張れていますか?
難しい事は言えないけど、生きてください。
生きる事はアホくさいと思っていますが、きっと素晴らしい未来が待っていると信じて、生きてください。
あなたに出来ないことなら、挑戦なんてしてないはずなんです。
出来ると思ったから、やり始めたんです。
充実した人生を送れると思ったから、あなたは生まれてきたんでしょう?
あなたなら出来る。
だから、頑張って。
おやすみなさい
名前のない小瓶
40468通目の宛名のないメール
お返事が届いています
ななしさん
人生というのは重荷を背負って歩いていくようなものだという言葉をきく。人は人生において、様々なことをする。よいこともそうでないこともする。色々なものを抱え、その人に応じた重荷を背負うものだと思う。人は人生において、普通、いつかは苦しみを受けねばならない。そのような苦しみを受け、もがき、自分を変える努力をコツコツ続け、あるいは苦しみの中で何かを学び、生きていく。人生は、夢を見ているようなものだ。あなたには分からないかも知れないが。この世での苦しみが永遠に続く訳ではない。人間は、いつかは死ぬ。その何十年の間に、自分にこの世でのいい思い出をつくってやれるようにすればいいと思う。苦しみの中でもがいても、それをなんとかすることが出来れば、その努力があなたにとってのいい思い出になる。結果を見るのではなく、あなたが自分なりに努力することがあなたにとっての思い出になる。自分がなぜこれほど苦しむのか、自分で気づくのがあなたにとっての最初の課題かも知れない。あなた自身が苦しんで、自分で気づかなければ、あなた自身のためにならない。自分を救うことができるのは、自分自身しかいない。神仏がいると思
うかも知れないが、あなたを変える努力をすることができるのはあなた自身しかいない。苦しいかも知れないが、それが現実である。
工事現場を見ていると、一つ一つ積み上げていくことの大切さを教えられる。毎日見ていれば、一つ一つ積み上がって、それが一つのものになる。同じように、あなた自身を変える努力を一つ一つ地道にやっていくのが大切だと思う。
余り関係のないことを長々と書いた。
ななしさん
昨日、返事を書いたが、また別のことを書くことにする。
苦しんだからこそ自分を大切に出来るということがある。
苦しみを背負って、それでも生きる。生きていたいという自分の為に生きる。人はそれぞれ、人生における課題を背負うものだと思う。生きていればいいことがあるとか、普通にはいう。苦しくても生きることが、他ならぬ自分の為であったりする。苦しみに耐えるのは生易しいものではない。それでも、それに耐えおおせたとき、生きることの滋味を感じることができる。
地獄を味わった自分に、一体どんな言葉をかけてやれるだろうか。ただそんな自分を受け止めること、それだけかも知れない。そして、地獄に耐えた自分に、生きさせてやること、できるだけ好きなことをさせてやること、そんなことかも知れない。生きていることの素晴らしさを肌身で感じることのできる幸せを、できるだけ長く感じさせてやること、そんなことかも知れない。死にたいとずっと思って来た自分に贈ってやれるのは、そんな、生きる幸せ、ありふれた幸せの有り難さ、そういったことなのかも知れない。逆説的かも知れないが、そんなことだと思う。
ななしさん
君は強いね。
冬
13歳と18歳と20歳の主さんへ
正直で不器用で、そして希望を持っている主さんは素敵だと思いました。
友達は相互関係です。主さんにとってその人は関係を作る人ではなかったんだと思います。ひとりでいることに知っている、理解しているからこそ、人との距離が取れるのではないかと思います。
好きなものを手放さないでね。そこはわがままでいてね。20歳の先のその先までも、自分を幸せにしてあげて下さいね。
主さんの小瓶を読んでいたらそれが叶うような気がします。
以下はまだお返事がない小瓶です。
お返事をしていただけると小瓶主さんはとてもうれしいと思います。