自分はよく人に妬まれる。
それは見下されてるから。
「なんであいつが楽しそうなの」
「なんであいつに取られたの」
「なんであいつに負けたの」
「あいつごときに」
まあ普段ヘラヘラしてるしね。
というか元来馬鹿を極めてるから。
それでいい。それでいいんだよ。
例えば
誰かさんの親友と楽しくお話してやれば、誰かさんは次の休み時間機嫌が悪い。
別に君の親友とってないでっせ。
少し楽しくお話しただけだろう。
というか君の親友いらないからね。
例えば
一日話さないだけで拗ねる友達。
例えば
冷たくすると縋る友達。
例えば
一人になると慌てる友達。
例えば
私の友達をとろうとする友達。
欲が見え隠れするね。醜い汚い。
なのに次には屈託無く笑うんだよ。
なのにまたすぐ嫉妬にまみれてる。
面白い。
不思議だ。
そしてそんな君らが愛おしい。
私は君らがとても好きなんだ。
ころころ変わる顔は見飽きない。
すぐ変わる人間関係も興味深い。
昨日までの親友が今日の敵だろ。
いや本当教室は戦場のようだね。
まあ勿論私は参戦できないけど。
出来ることなら参戦したかった。
今日も楽しみにしているよ。
きっと。
きっと私は君らに執着してるんだ。
君らへの欲にまみれてる。
私も汚くて醜い君らの一員だね。
嬉しい。わくわくする。
今日も醜くて汚い笑顔を見せてね。
大好きだよ。