烏羽
小瓶主さんが今どう思ってるかはわからんけど、無償に対価なんてないでしょ。
何が悪いから、何がいいから、そんなの関係ない。足る足らないなんて、価値のあるなしで無償の愛が受けられるかどうか、決まるものではないんじゃないかと思う。
無償なんだから、大した理由なんていらないんじゃないかな。
それと、愛想を尽かしたからといって、無償の愛がなくなるのか。
影で愚痴るからといって、愛がないのか。
どうなんだろうね。
もしかすると、愛想がないのは不器用なだけかもしれない。影で愚痴るのは、本人が傷付いてしまう事を恐れてかもしれない。
勿論、そうじゃない可能性もある。
でも、そうじゃない可能性もあるからこそ、無理に心から信頼しようとする必要はないんじゃないかな。
自分で自分を守るためにも、相手に寄りかかり過ぎないためにも、大事かもしれない。
改善すればいい、何が悪そうだ、とは思っても、どこをどう改善すればいいのか、見つからない時もあるさ。
そしたらまた、ゆっくり気が向いた時にでも考えてみて、それを試したり、疲れたら休んだりして、うまくいったと思う事があれば、続けようとしてみたらいいんじゃないか。
本当に無能だったら、自分のどこが悪いなんて思えもしないだろう。
信じられるかどうかなんて考えなくてもいいし、頼れるかどうかなんて気にしなくてもいい。
自分自身で判断する事も、誰かに頼ってみるのと同じくらい、それはそれで必要な事だろうから。
ただ、自分自身を責めすぎちゃうと、どうしても気分が塞ぎがちになって、困るよな。
そういう事に少しずつ気付いたり、考えていったりして、自分自身を磨いていったらいいと思うよ。
何かが悪いんじゃなくて、何かがその時々で、上手くいかなかったから、結果的に望まない結果になった。
そう考える事もできるから。