ななしさん
劣化というのは、人間に対して使う言葉ではないですね。物やことに対して使う言葉でしょう。年を取ることを表現するなら、色褪せるとか、お年を召すとか、艶があるとか、味が出てくるとか、花色はうつりにけりな…なんて具合に、表し方は他にも色々あると思います。無味乾燥な表現は他にもありますね。賞味期限、市場価値、中古、顔面偏差値なども同じようなものです。このような、あるものの価値を、数字でしかはかれない、表現力のない、多角的視野のない言い方なのです。色々な物事の繊細な価値というのを、捉えていないのでしょう。劣化などという言い方は、人間を消費する消耗品としてしか表せません。ですから、誰に対しても相応しくないでしょう。