◎◎→好きな人の名前
○○→私の名前
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1年の夏。
色んな女子から告白されて、モテモテだった君に
私は、恋をした。
女子に告られても
「1年のうちはまだ付き合わないから。」
ってカッコつけて断って。
そんな人に、私が恋する資格なんて無いかもしれない
けど、”好き”って気持ちは消えてくれないから、
どうせ2年になれば、クラスも離れてスッキリするはずだから
せめて今だけは君のことを好きでいても良いよねって
自分で勝手に納得してた。
1年の冬。
バレンタイン。
部活とかもあったし、作る時間もなかったから誰にも作らなかったけど
1人の女子が君にチョコをあげたって聞いて
次の日結構ウワサになってて
本当だって分かった
別に悔しいとかそんな気持ちはなかった
逆に、これで諦められるんじゃないかって期待してたぐらい
だったけど、やっぱり心のスミッコではキミの事が好きだったみたい
その日、嬉しかった事。
君が言ったらしい言葉、
「俺、○○にチョコもらいたかったな」
って。
ダメだよ、そんな事言っちゃ
ここに勘違いしちゃうバカが居るから
期待しちゃうから。
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そして来た。クラス替え。
_____君と同じ、クラスに
なってしまった。
2年の春。
正直いって、すっごく嬉しかった
だってまだ好きだもん。
1年の夏から好きなんて
重いよね って思ったくせに、好きの気持ちはやっぱり消える事は無い
出席番号も近いから、毎日心臓がバクバク言ってて
席替えで同じ班にもなって
どうしよう。。。
もっと好きになっちゃう__
2年の夏。
体育大会。
クラス一緒だから、当然ブロックも一緒で
ブロックの出し物のときにダンスでトナリ。
狭い体育館の中で踊ったら、
何回も君と手とかぶつかって、
その度に
自分の顔が赤くなるのが分かって
本番でも、ダンス中ずっと自分の心臓がうるさかった
__とある昼休み
私が図書室に本を貸りにいって、教室に戻ってくると
一人の友達が
「聞いて聞いて!あいつに○○のこと嫌い?て聞いたら
『嫌いじゃないよ』て返って来て
好きなの?って聞いたら
『嫌いじゃないんだから良いじゃん』
って顔赤くして言ってたよ!」
_______っえ?
あーあ。そんな事聞いちゃダメに決まってるじゃん・・・
意識しちゃうから
そんなこと
ダメすぎる。
__数学の授業
3時間目の数学が終わって保体に行こうとしてたとき
同じ班の男子から
「なぁなぁ!◎◎がお前一筋だって!」
って言われた。
絶対嘘だって思ったけど
それでもやっぱりキミの事を思うとうるさくなる心臓が
いつも通りうるさく動いた
__修学旅行
同じ班にはなれなかったけど
3日目の奈良公園で
キミがすごく近くって
修学旅行行くまえは
絶対写真一緒に撮れないよねって思ってたけど
君のトナリで
一緒に写真撮れた・・・!!
ツーショットじゃなかったけど
トナリだし
私にとっては
それだけでも嬉しすぎるから
これ以上の幸せは無いんじゃないかって思うくらい
特別なことだった
授業中もなぜか目があっちゃって
小ちゃい事で変に期待して
もしかしたら私の事好きなのかも_
とか自意識過剰になって
そんな事、ある分けないのにね。
何回も思ったんだよ
いっそ嫌いになっちゃえばいいじゃん__
って。
でも、そう思う度、
やっぱり好きだなって思っちゃって
家で泣いたときもあったけど
きみを見る度に
好きだなって思って
せめて私に
告白する勇気があればなって思います。