言の葉の小瓶
相手と会話をした時に、相手が発した言葉の後ろにある意味が想像できた時や気が付いた時・・・とても傷つく時がある。
普通に聞いただけではわからない。
社交辞令としては結構みかける。
例えば、目上の偉い先生に何かをしていただいて、自分ではそれほど必要でないのにお礼を言わなければならない時・・・など。
この前、勉強会のデーターのやり取りをしていて、お礼にちょっとした地元のせんべいを持って行った。
相手の方の好みの情報なんて全くなかったので、よく考えて相手が負担に思わない知名度のある美味しいものを差し上げた。
「これはとても好物です。ありがとうございます!」と、とても喜んでくださった。
単純にすごく嬉しかった。
相手のその姿を見て、とても新鮮だった。
何も求めていないと言ったら噓になる。
私が求めていたのは、多分相手の笑顔だと思った。
今日は社交辞令でお礼を言われるのが辛かった。
でも、全ての人に伝わらなくても、自分が考えていたことが出来て本当に良かった。
悔いなく出来て良かった。
本当に良かった。