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私は家族が好きではない様です。 理由は構って欲しかった時期にかまってくれなかった事が大きいと思います

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お久しぶりです。
突然ですが吐き出させてください。家族の事です。暗くて重くて長いです。とりとめがありません。
気持ちの整理を付けたいだけなので、返信は無くても構いません。

私は家族が好きではない様です。しかし、嫌いでもありません。憎くもありません。
「家族は好き?」と聞かれれば「うーん」と首を傾げてしまいます。即答で「はい」とは答えられません。

そうなった理由は、おそらく自分が構って欲しかった時期にかまってくれなかった事が大きいと思います。
幼いころ、まだ祖母が生きていた時母は実際忙しかったのだと思いますが、私と兄を祖母に預けていました。祖母といる事は不満だったわけではなく(おばあちゃんっ子だと自覚しています)むしろ懐いていたのですが、なぜ自分たちを放っているのだろうという気持ちは拭えませんでした。本当に忙しいのだからしょうがないだろうとも思いました。
帰宅した母に「おばあちゃんがいるから寂しくなかったでしょ?」と言われれば「うん!」と答えていました。
しかし、本当はとてもさみしかったのです。
確かに母や父は私達に構ってくれる事はありました。
色んなところに連れていってくれたり、愛情がなかったとは思っていません。けど、「お母さん達がいなくても誰か代わりにいれば平気だよね?」と言われる度、私は「ちがう」と否定したかったのです。でも、その頃からなぜか私は両親に気を使って本当は寂しかったとか、もっと一緒にいて欲しかったという気持ちを押し殺していました。
祖母には感謝していますし、とても可愛がってもらったと思っています。しかし、代わりに母や父と過ごした記憶がほとんどなく小学校に上がるまで両親の考えている事は全くわかりませんでした。だから、とにかく私は親の手のかからない、聞き分けの良い「いい子」であろうとし続けました。本当は両親に向かって怒り狂ったり、不満や不平をぶつけるべきだったと思います。それが許されていたのは、幼いころだけだったと感じます。

それから、私が小学校低学年になった頃両親は共働きになり、家を空ける様になりました。この時、「本当は家を空けたくないけど、仕方ない事だ」というような事を聞かされました。この時、私はそれが本当に嫌だったのですが「両親を困らせるから」という理由でわがままをいう事を諦めました。そして、両親は私達に干渉しなくなりました。それは、単純に多忙で気が回らなかったという事なのですが、私達は干渉や期待をされなくなった為にひどく自主性の欠いた子供になりました。協調性がないという言い方が出来ると思います。

そして中学〜高校に上がり、私は一度高校を転学します。心身ともに調子を崩したのが原因でした。自分の許容範囲を超えた事をこなそうとして、何も手がつかなくなってしまったのです。
ここから大学に入学するまで、私は荒れに荒れました。今までかぶっていた「いい子」の仮面が粉々に砕けたのです。
親を困らせまいといい子を演じていた自分、言われた事もまともに出来ない自分、本当は一人では何もできないけど周りには一人で出来るだろうと思われている自分、それに対して「そんな事ないよ」等否定もしない自分、他人の意見や好感度などの為に一生懸命(それこそ何も感じなくなるまで)になる自分。それらが全て嫌になってしまった時期でした。時に自殺も考えました。皆んなの期待に応えない自分は消えてなくなればいいと思いました。でも、今私が死ぬ事の方が皆んなに迷惑だと気付いて止めました。その後数年(成人するまでの数年間)はリストカットに走り、自分を保っていました。
それから今まで構築していたもの(いい子でいれば皆んなが愛してくれる、だから期待には絶対応えなきゃいけない、応えないと自分に価値はない)が途端にどうでもよくなってしまいました。そんな事にこだわっていたから、私は自死を考えるまで疲弊し友人の多くいる高校を変えねばならなくなったのだと。そして今までの自分はいい子だったから愛されていたのであって、いい子ではない本当の自分なんて誰も興味ないんだと感じるようになりました。

それから何度か精神科に入退院し、大学生活を送りながら予後を診る状況にありますが
自分にとって「いい子の部分しか見ない人間は敵」と思う様になっていて、それは親にも該当する様になっていました。
親は幼い頃の私を求めている様です。なんでも言う事を聞き、親のために献身的に働き、不平不満を言わず他者のために生きる純真無垢な私を。でも私はその頃の自分が大っ嫌いです。他人のために自分を犠牲にしていた、自分の思った事もろくに言えないような自分が、大っ嫌いです。でも、皆んなはそんな自分が好きだった様です。皆んなが愛した自分は、ただの道化で本当の自分じゃないのに。

そんな事があって、家族に対して何か助けようとか恩返しをしようとかいう気力が全くわきません。あの時散々放っておいた癖に…という具合です。私が何かをする時は、ほぼ8割が自分のためです。純粋に他人のために何かしようなんて全く思いません。
けど、他人のために何かできるということは素晴らしいことだとは思っています。そういう風に育った人間は、本当に素晴らしいと思います。

今この場所、時代に祖母が生きていたら。彼女のために何でもする気になれたのに。
この人のために生きてみたい、そう思える人物は今全くいません。自分の将来のため、と考えてみますがそれが一番どうでもいいと思っています。リストカットなんかするんじゃなかったなと思うと同時に、そうしてしまった自分を許してほしいと思ってしまいます。

私が悪いのは分かっています。今更親を責める気にもなれません。親が間違ってるとも思いません。
きっと正しいことを理解してほしいから、私に忠告するのでしょう。私にも、改めなければならない点はあると思います。
でも、その気持ちを受け取る回路は数年前に抜け落ちてしまっていたのです。大事にしてほしい自分自身は「いい子」であって、「私」ではないのでしょう。それがひどく虚しいと同時に、何を幼稚な事をうだうだ言っているんだろうと思います。

言われた事は黙って聞いてればいいのでしょうか。
私は、あの頃の仮面をまた被って生きなければならないのでしょうか。
口答えする私なんて、やっぱりいらない存在なんですよね。自分らしく生きてるつもりだったけど、それも駄目で。決して駄目に生きちゃいけなくて。ちゃんと出来てないと駄目で。
また、私は「いい子」に戻らなくてはいけないのでしょうか。多分、きっとそうでしょうね。

一読ありがとうございました。
自分に失望しないように、また潰れてしまわないように、少しづつ地道に頑張ってみます。
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過去の小瓶を見て過去の感情を精算しようコーナーです。

>>青藤さん
私も自分みたいな人間はいないだろうと思ってたので、とっても励まされました。ありがとう。
最近将来について現実的に考える事が増えたので、整理がついてきたんですけど、私も最終的には親元を早く離れると言う結論に達しました。
それこそ、なんで構ってくれなかったんだ!っていう怒りは幼少期の頃に出しておくべきで今親に言っても仕方ないと思うんですよね。親も大変だったし、私も私で大変だった。過去の事はもうそれで良いなって思うんです。
だから、いい歳なんだし「自立」しよう。と。それできっと親のありがたみとかに感謝出来る様になると思うんです。
お返事ありがとう。私のどうしようもない感情に真摯に向き合ってくれてとっても嬉しいです。幸せになります。
青藤
凄く共感しました。自分と境遇が少し似てると思ったので失礼致します。私も家族、家が好きではありません。私は兄弟が3人いて上の姉は昔からわがままっ子で下の弟は末っ子なので甘えん坊で家事に仕事に子供の世話にてんやわんやしてる印象が昔からありました。小さいなりに母親が大変なのが分かり、私はわがままやおねだりをほとんどしませんでした。いい子だねって頭を撫でられるのが嬉しくて、それから私も親の前では「いい子」でいるようにしました。本当は構って欲しくてたまらなかったけどグッとこらえて我慢してました。わがままやおねだりをしたほうが、というかそれが一つの親とのコミュニケーションだったのだなと今では凄く感じます。親も私にあまり構わなくなり楽だったと思いますが兄弟は両親に相談事などを気軽に話せるようですが私はいい子でいることが今でも抜けきらず親に頼る、甘えることが出来ません。つらいことがあると引きこもるので兄弟からニートみたいといわれ兄弟間の溝がさらに深まり家族が私以外で回っていると毎日感じてしまいます。親には感謝していますが年をとるにつれどんどん兄弟が嫌いになりそのうち両親のことも嫌いになりそうです。
両親の前でいい子でいなくちゃいけない、そう感じている人が私以外にもいて少し心が軽くなりました。私はもう少しお金が貯まったら友達とルームシェアをしようと考えてます。家から出ることがこれ以上関係を進展させない最良の方法なのかなと思います。悪魔ちゃんさんもご自愛下さい。素敵な未来がお互い待ってますように。
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