久しぶりの〜
気の抜けた〜
小瓶ですヽ(*´∀`)
ちょっとしゃべりたかってん、っていう。
冬の学校の、ちいさな楽しみ。
必ず制服を着なければならない私の高校ですが、カーディガンやらコートやら、ちょっぴり遊べちゃう季節です。
ことし買ってもらったえんじ色のカーディガンが、スカートのこげ茶に暖かく映えて、いい具合です。お気に入りの チェックのマフラーを巻くと、学校へ行くのにすこし、気が楽になります。
こうしてじぶんのテンションが上がるのはもちろんのこと、それぞれにお洒落を楽しむひとたちを観察するのもおもしろく。
女の子はカーディガンが鉄板だなぁ。ブレザーの中にパーカーとか着てるのも男女ともなかなかよい(^_^*)
ところでさ、
…男の子の萌え袖すき!
(とつぜん、叫ぶ。)
なんか良くないですか?
女の子がしてるのも可愛いけれど、なんかいいなあ…って。
この間まで 腕まくりは正義! と思っていたのだけど、目覚めてしまった(^-^)v
寒いときはちゃんと防寒しているひとがいい。マフラーとか巻いちゃったりして。変に無理しない感じだからかなぁ。
どうでもいいことをこうしてつらつらと考えてるしあわせを感じつつ、お湯を沸かします。あったかいものをのみたい。
あなたは剣道部なので、冬はつらそうです。つめたいじゃなくて痛いと。嫌そうな顔で言いながらも、あなたはもう何年も剣道を続けていて。だいすきなのが伝わってくるので、その話を聞くのが私はすき。
そっか。萌え袖が可愛いんじゃなくてあなたがしているから、
…うーダメだ〜。
コーヒーはブラックで。ココアは甘くてのめない。
こうして文章にすることさえ昼間の素面じゃできない私は、どうやったら素直になれるんだろう。
喋るのはできる。男の子の方がしゃべりやすい。
でもそうやって話しているうちに、ほかの娘みたいに女の子扱いしてもらえなくなる。まぁ元々、身長170センチの筋肉しかない身体にひくい声、がしっと大きな手。慣れてるよ。もう気にしない、高いところの物は取ってあげるし、背筋を伸ばして歩こうときめた。でも、それを理由にするのは言い訳。ただそういう体格なだけじゃ、ふと そーいえば私女の子やで 知ってた?って言ったらおおっそういえばそうか! なんて会話にならない。ムキムキでもすぐ倒れてちゃ意味ない、じぶんのキャパを知らなきゃいけない。
もう少し、私は可愛くなりたい。
…というか、女の子扱いはなくたって、いくら仲良しだって、どうしても男の子同士のあのノリには入れないんだなぁ。いっそあなたとあんなふうにバカやれたらそれで十分しあわせかも。どうすればいいの、寂しい。こんな想い、気づかなきゃよかったなんて思ってしまう。
…それでも、女の子に生まれたから私は、この立ち位置であなたをみるしかない。痛いけれど大切な気持ち。
いまのじぶんで、近くへ歩いていく、しかないんだよね。
ともかく、こうして一緒に居られる時間がどれだけ大切か はわかっているつもりなので、全てを焼きつける思いで、冬をたのしもうとおもうのでした。