ななしさん
こんにちは。私は病院でカウンセリング(面談・対談)を受けている者です。
私の印象では、カウンセリングは「話していて楽になるもの」というよりは、「自分と向き合うための手助けをしてもらえる場」です。
でも、誰かに聞いてほしくてたまらない話(相談)を聞いてもらえるという意味では、楽になれるかもしれません。
私の受けているカウンセリングでは、「自分の嫌な部分」や「しんどい現状」「つらい過去」と向き合うことの方が多いので、個人的には修行に近いイメージです。でも、そこは安心して修行ができる場です。
真剣に向き合っただけ新たな発見があったり、問題の解決の糸口が見つかったりします。そこに至るまで大変ですが、達成感があります。
カウンセリングは、「今、自分は何に対して、どんなふうに考えているか」を、カウンセラーからの問いや確認によって自覚していく作業が大半かと思います。それを繰り返すことによって、「本当はどうしたいか」や「どうすればいいか」が見えてきたりします。
カウンセラーは傾聴してくれることが基本ですが、場合によってはアドバイスというか、提案をしてくれることもあります。
例えば、かつてスクールカウンセラーに体調不良を相談したとき、病院の受診を薦められるといったことがありました。
でも、「こうしなさい!」みたいなことは言いません。提案はしても、それを選択するか否かは本人次第で、カウンセラーは見守り、サポートするスタンスです。
なので、カウンセラーに問題を丸投げして、解決策を考えてもらうことを期待してしまうと、あまり思うような効果は得られないかもしれません。あくまでも、自分が主体で、カウンセラーはサポートするだけという印象です。
費用についてですが、私の掛かっている病院のカウンセリングでは保険適用で一時間1300円前後です。(病院ではなく、個人やネット?のカウンセラーだと、もっと高いことが多いと思います)
カウンセリングには、メールや電話などの形態もありますが、私個人としては、顔を付き合わせてのカウンセリングが一番いいのではないかなと思います。
というのも、言葉以外の情報(姿勢や身ぶり手振り、表情、雰囲気)があったほうが、カウンセリングする上で「すれ違い」が少なく、信頼関係が結びやすいからです。また、自分とカウンセラーとの相性も、わかりやすいと思います。
以上はあくまで私の経験した範囲内なので、実際カウンセリングを受けてみると違うこともあると思います。参考になれば幸いです。