しばらく見ていなかった仕事以外の夢を見た。
断片的であまり覚えてはいないけど。
何かのイベント会場。
知人(という設定の数人)とA子に、抜け出しなのか何処か別の場所に誘われる。
私が行くのを渋っていたのか、急にA子が手とか腕を掴んで引っ張ろうとするのをひたすら拒む私。
幾度か拒んでいたら何かを言われたのか、何かを感じたのか、今度は急に私の方がA子の手を握り走り出す。
今思えばサイレント映画みたいな感じだったなぁ。
振り返るとA子が嬉しそうに笑ってる。
どうでも良いけど、既に初めの知人(という設定の数人)は行方不明。
色んな障害物を避けながら、一瞬手が離れてもA子から握り直してくる。
なんだか漫画やドラマのワンシーンでありそうな「うふふふ!」「あははは!」みたいな雰囲気だった。
目的地に着いたのかよく分からない所で目が覚めた。
拒んでいた理由はおそらく、行きたくないからではなくて掴まれる行為が激しく恥ずかしかったから。
私から手を繋いだのはおそらく私の本心。
『繋ぎたい』
あんなに嬉しそうに笑ってたA子は初めて見た。
これは私の願望?
夢と現実の境目で、私はまた、A子に恋をした。
夢だったことに気付いた私は呟いた。
「なんで今やねん…」
週に1、2回会いに行っていたのに我慢して。
会いたい、会いたい、会いたい。
これを打ちながらウトウトしていたら、違う夢にまたA子がいた。
夢だと気付いてすぐに起きたけど。
好きという気持ちに嘘なんて付けやしない。