私は 今の私 が世界で一番嫌い。
時が経っても変わらない。
常に 今 が最悪。
要は堕落し続けているということで。
外ではおどおど、へえそうなんですね なんて言って、お家に帰るとお母さんと喧嘩をするんだ。
お母さんは昔から私以外を可愛がってきた
私がこうなったのはお母さんのせいだ
なんて。
こんなことを言っても仕方がないし、私のせいだっていうこともわかってる。
けれど心の中のどこかで、どうしても謝ってほしいという気持ちがあって
それは口だけの謝罪では納得いかなくて
これから先、生きていくとしてもきっとずっと根に持つだろうなあ。
こんなこと思っていても誰も救われないのはわかっているはずなのに、忘れられない。
お母さんへの怒りが収まらない。
大嫌いなはずなのに
だったら家を出ればいいのに
やっぱり一人は寂しいし
まともに働いてもいないし
家族に甘えている。
そんな私が大嫌い。
嫌いきらい。
自分が最低だなんてことわかってる。
死にたい。
死にたいよ。
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冬
お母さんは自分をもっと大切にするべき存在、と感じているのかなと思った。
怒りの下に途方も無い寂しさが横たわっているのかな。
愛されたい、認められたいよね、お母さんに。
その切ない激痛を何度でも小瓶に詰めてください。
岸にたどり着いたら読んでるから。
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