高校3年の春に夢ができて、それはどうしてもレベルの高い大学に行かなければ叶えられなくて、もしかしたらにかけて勉強をしてきた。
一般に向けての準備しかしていないけど、とりあえず受けておくかって軽い気持ちで今日AO入試をするための一次試験を受けてきた。
その時たくさんの人に話しかけて、他の人がどういう考え方をしているのかいっぱい聞いて、なんか私、甘かったんだなぁって思った。
みんなは早くからその夢を持っていて、ずうっと前からそれに向けて並外れた努力してきて、私みたいにふらふらした考え方の人なんて誰もいなくて、それがすごく恥ずかしかった。
大学の空気に触れて、試験を受けて、そうすればきっとそれが刺激になってもっと頑張ろうって思えるんだと思っていたのに、帰ってきてから何とも言えないやるせなさでいっぱいで、もう勉強したくない、ってなってしまった。
そもそも舞台が違うんだ、って何だか力が抜けてしまった。
私には無理かもしれないって、思ってしまった。
中学生の時に、一度大きな挫折を経験して、それを今でもまだ引きずっている。
あの頃のぬるま湯の気持ちよさを忘れられない自分がいる。
過去を盾に今の自分を守っているようでは、一向に進めないことは分かっているのに。
ただ、応援してくれている人、協力してくれている人、逆に迷惑をかけてしまっている人、そんな人たちに、応援しなければよかったとは絶対に思わせたくない。
私も、夢がどうでも良くなってしまったというわけではない。
でも、方法は変えなければいけないかもしれない。
今、これまでの人生の中で、1番苦しい時期だなぁ。
難しいことは何も考えず、夢にひたむきなただの馬鹿にならなきゃ。
無理かもしれない、だけで、無理、とはまた違う。
勢いに任せて夢を放り出したり、周りに八つ当たりしたりはしないように気をつけないと。
でもなぁ。
うー、くるしい。