父親にいらないと言われた人生の始まりからして、人並みに幸せになるのは難しかったんだろうなぁ
女として、きちんと愛された記憶や経験が無いと、たぶん、人並みの普通の幸せは手が届かない
愛することも愛されることも、私には、恐らく出来ないんだろうなぁ
こんなに酷い人生って他にはない
家族もみんな、見送ってしまったから、他に生きる意味もなくなった
あとは、自分が老いて朽ちていくだけ
1度でいいから、誰かのそばで安心して暮らしたかった
それも、今は望むべくもない
悲しく寂しい人生でした
もしも、願いが叶うなら、次の人生では普通の幸せが欲しいです
神様は私には意地悪だから、それも叶わないかな
名前のない小瓶
50721通目の宛名のないメール
小瓶主の返事あり
お返事が届いています
yu.
私も母親に子供なんか産まなきゃよかったと何度か言われました
私が寝た後に泣きながら言っていたこともあります
父親は浮気してます
誰からも愛されず友達もおらず、誰も愛さずに生きてきました
高校2年生です
私が死んで悲しむ人いますかね、
神様はこんなやつ味方にしたくないんだと思います
そもそも私みたいな人には神様はいないんじゃないかな、、
好きな芸能人などがなければ私はとっくに死んでいるんだろうな
私と似たような人がいると少し嬉しいというかなんというか変な気持ちです
頑張ってという言葉が1番辛いですよね
冬
こうは考えられないでしょうか。
あなたが皆を見送ると決めたからあなたはそこまで生きることが出来た。その環境は苛酷で大変だったとはいえ、それがあなたの生きていく意味だった。そして幸せを引き換えにしてもそれを完遂した。
傷だらけでも精一杯やったあなたには今はそれらを果たし終えた静寂を感じているだけなのかもしれない。
普通の幸せは手に入らないと仰る。でも本当にそうですか?
過去が終わって始まるんじゃないですか?
彼に対しての報いはとっくに受けてるんじゃないですか?もうそれ以上不幸になる必要はないですよ。
そこから歩き出すのに確かにエネルギーは足りないのかもしれない。でもね、お日様や雨の音にも愛はある、エネルギーはどこからでも手に入る。そういう学問なり言葉なり、出逢いがあるはず、あなたが求めれば。
どうぞ求めてください。
あなたの小瓶、不思議に静かで明るい気がします。諦めとは少し違う、達観に似た予感が満ちているがしました。
ななしさん
(小瓶主)
小瓶主です
お返事ありがとうございます
確かに、私は18の時に、私を気にかけてなんとか向き合おうとしてくれた彼から逃げたことがあります
不器用だけど、可愛くて優しい、真面目な人で、私の名前を呼ぶことも出来ない照れ屋でヤキモチ焼きな人でしたが、私も彼が大好きで、今でも彼が私の心の支えでもあり、間違った人を選ばないようにする基準でもあります
彼から逃げたのは、私の抱えていた家族の問題で。
私は父親が実家から逃げ出すための生け贄のようなものでした
父方の祖父母に育てられましたが、祖母がキツい人で、三つの時に自律神経失調症になるくらいには苛められました
祖父母の他に未婚の伯母もいて、私としては、育てる義務のない私を育てて貰った恩は返さなくてはならないと心に決めていたので、私の人生がどうであれ、このことだけは完遂させなければなりませんでした
こんな私の人生に彼を巻き込むことは、18の私にはできませんでした
それに彼は先生で私は生徒だった立場の違いも、私が未成年であることも問題だったと思います
立場の違いを乗り越えても、私の家族の問題があります
大好きな人を苦しめたくなかったのです
彼を傷つけただろうし、私は許されないことをしたとも思っています
彼に謝ることもしてはいけない、報いはうけなくちゃと思っています
育った環境の影響は、人生の谷間を迎える度に顔を出しては私を苛みます
家族の介護を全て終えるまで、頑張りました
私に対しては、愛を与えてくれはしなかった人たちだったけど、生きているうちに恩は返した…のではないかと思います
頑張って走って、前を向いている時には、私は環境を乗り越えたんだと思えますが、谷間に落ちると、自分の歪さが恨めしくもなるのです
もう大丈夫だ、と笑える日もあれば、ああ、やっぱりダメなんだと崩れ落ちる時もある
人生はその繰り返しかも知れません
その波に翻弄されるのに疲れました
自分をいたわらないと、と思えども、それすら億劫で、このまま消えてしまいたいと思ってしまうんです
こんな私に優しいお返事を下さって、本当にありがとうございました
名前のない小瓶
自分も父親に捨てられて母親から虐待されたのだけど、親から必要とされたか否かに、本人の魅力とか存在価値は直接関係がない
だから当然、あなたと一緒にいたいと思う人が現れる可能性はある
ただそこで、実際にあなたと心から一緒にいたいと思う人が現れた時、あなたが自分は父親から愛されなかったから、自分は愛される能力がない、と言っていたら、
その人は「これからあなたと愛を育んでいこう」と思っていた自分の気持ちを無視されたような気がして傷ついてしまうし、
それがきっかけで実際にあなたといるのがしんどくなって離れたくなるかもしれない
あなたが過去と親に注目して、今の自分との愛の生活に目を向けてくれないことで、相手さんはあなたに愛されてない感じがしてしまうんじゃないかと思う
私がここまで僅かながら人間関係を持ってみて分かったことは、この世には愛を求める人ほど嫌われるという、凄く残酷なシステムがあるということ
でもそれはある意味希望でもある、何故なら自分しか自分を救えないということだから
つまり、神とか親とか過去という自分の自由にならない存在に救いを求めるのは、見捨てられる可能性もあるけど
自分自身だけは「私は私を絶対に見捨てない」と誓うだけで絶対的な救いになってくれるということ
「自分自身」という絶対的な存在がこの世にはある
その力に気づくには自分で自分を信じることが大切であって、具体的には「人生は過去によって決まってしまう」という世界観を一旦疑ってみるのがいいと思う
自分の信念をいきなり否定するのは難しいから「私は過去の影響をさほど受けない」と「仮定」してみる程度でいいと思う
そうしてみると意外に今の生活や自分の物の見方には過去に規定されてない部分も見えてきたりして、
自分の行動や考え方で世界観を変えることが出来るのではないかという気がしてくるんだ
本当に不幸なのは不幸な境遇に生まれたことではなく、その境遇の影響力を信じすぎて、
自分の人生を自分でコントロールすることが出来なくなってしまうことなんだと私は気付いた
ななしさん
愛されること、愛することが人生の全てではないですよ。
結婚していない人、恋人がいない人、家族がいない人は全て不幸せですか?そんなことはないはずです。
人肌恋しいのは不幸せなことではありません。
ただ、寂しいという風が心に吹き続けて虚無感が離れない現状になっているだけですよ。
ネットでお話を聞いてくれる人がたくさんいると思います。
でもそれだけでは満たされないかも。
満たされなくとも少しだけでもその寂しさも紛れるでしょう。
それでも、満たしきれることはないから、対面で誰かとお話しすることをお薦めします。
もしそれが難しければ、自分より先に死んでしまう悲しさも伴ってしまいますが、ペットを飼ったりして目一杯愛してあげてはどうでしょう?
あなたに愛されることを待っている子がいるかもしれません。
愛されることを欲するあなたは、人並み以上に温かく愛することが出来ると思います。
幸せを与えることで、幸せを分けて貰って感じてください。
ななしさん
小瓶主さん、いまも生きているのなら、私で良かったら、何でも話聞きます。相談乗ります。私も、母親から生まなきゃよかったって言われました。父親に、お前は生きている意味がないといわれました。でも、それでも生きています。だから、あなたも
次の人生でとか言わないで、今の人生で幸せになってください。もし生きているのなら、自殺だけはやめてください。
私は、あなたのみかたになります。
以下はまだお返事がない小瓶です。
お返事をしていただけると小瓶主さんはとてもうれしいと思います。