いつの日からかは覚えてないが私は母親から愛されていない事を感じていた。小学低学年の頃は叩かれたり食事抜き今だと虐待にあたる事も多くあった。精神的にはその時は辛かったけど今考えるとわざと怒られる事をやっていた気がする。叩かれたり怒られるている時には私を見ていてくれるからだ、小学六年生になったある日母親が外出すると何ヵ月も帰って来なくなった事が何回もあった。母親がいなくなって寂しくて母親の写真を枕の下に入れて母親の夢を見れるようにと母親が早く帰って来る事を祈りながら泣きながら寝ていた。その時期、姉は仕事が忙しく家にいない状況で父親は骨折で入院していた、いつも1人ぼっちだった、ある日父親から母親には男がいてお腹には子供がいる事を知った。その事が原因で父親と母親は離婚した。母親は姉を連れて行った。私も連れて行ってくれなかったので母親から棄てられたと感じて本当に傷つけられた、トラウマになり誰にも本心を見せなく話せなくなった。傷いた気持ちは40代になった今でも変わらない。数年前に誕生日の日に母親から電話があった。誕生日おめでとうの普通の言葉だけれど、私は過呼吸になり全身鳥肌がでてしまった。つい最近姉と話する機会があり母親の話になり姉が言うには本当は父親の事好きではなくて結婚した子供が出来たから姉を産んだ、一人っ子だと可哀想だから私を産んだと、母親が本当に好きになった人は離婚の原因を作った男で好きな男の子供が産めて幸せだと、その言葉を聞いてほんの少しでも愛されていると思って産まれて来たんだと思っていた?いいえ思いたかった、気持ちが一気に崩れおちた、私は誰にも家族さえにも愛されないんだと感じた、私は何の為に産まれてきたの?産まれてきてよかったの?今職場で母親と同世代の方と接する機会が多いのは母親から得られなかった愛情を少しずつもらっておぎなってます