私の家族は家の中ではおかしい家族であり、世間体では常識を一応もってる家族。
精神の病んだ母は、隣の家の声が聞こえたという。家のなかで聞こえないはずなのに。「聞こえた」あとは、狂ったように大声で言い返すときがある。
それに、父親を年々と阻害している。居間に入れた父はもう入れず、和室で籠ったままだ。父が通った場所は汚れており、フリーの雑誌で「汚れを移している」。学校でよく流行る、あれ。バイ菌扱いなのだ。他のものが触れるとセーフなのだ。
父はそうされても反論しない。もう当たり前のようになっている。母は汚いといいながら、父に色々と「狂言内容」を相談する。言葉に耳を傾けるときと傾けないときがある。父は母に声が聞こえたと時々言う。父は母にお前はおかしいから病院に行けと時々言う。しかし、後者はあまり言わない。もはやおかしいと言っても無駄だからと思っているのだろうか。
私も小学校高学年から、おかしいと思ってる。高校のときから、時々指摘した。それでも、病院に行かない。行ってくれようとはしない。認めない。
寄り添いが必要だなんて思うけど、聞こえないものを「聞こえる」なんて言えない。
私は理解できない。私はもはや普通じゃないから、他で培われた常識で今がおかしいと思っている。もう、母親に縛られたくない。決められたくない。
良い判断力もある母。頼りがいもある母。それと同じぐらい嫌な面が多い母。
私は一人暮しをする必要がある。もう、変な価値観に縛られたくない。頑張って動かないといけない。
自分のことも嫌い。家族が嫌い。無関心でありたい。老後なんて、知らない。お金は出すから、もう関わらないで。