昔は、自分にとって良くない事が起こると誰かにあたっていた。
家族のせいにして、先生のせいにして、友達のせいにして。
全部人のせいにしてきた。
"親が私をあんな風に育てたから。""先生が私をこの学校に勧めて来たから""友達が私にこんな風にしてきたから"
受け身だった。嫌われたくなかった。
その時は何も考えてなかった。
"私のせいなの?全部、私が悪いの?"
私は逆に怒るようなった。全部、そう思うことが、私が、悪いのかと。全部私が悪いのかと。
そう仕向けてきたのは、誰なんだと。
もう、誰かのせいにする気力もなくなった。
全部自分が悪いと思うようになった。
これが、自己責任というやつなのかな。
認められた訳じゃなく、ただ、私が悪いという感情だけ。
私が、悪いのか。
そう思うと、誰かに反論する気力も起こらない。
心の奥では"違う""私は悪くない"そう叫ぶ私もいる。
でも、結果、私が悪かった。
私が悪かったのだ。
全部、私のせいなのだ。
どうして、こんな風になってしまったのか。
こうなってしまったんだからしょうがないじゃないか。
どうにもできないだから。
もう、諦めるしかない、自分は自分になるのを諦めるしかない。
もう、自分は捨てるしかない。
何で、私の気持ちはこんなに罪悪感に刈られるのか。
私は独りになりたい。そしたら、こんなに、責任を感じることがなくなりそうなのに。
違う自分は、拒否られそうで、怖い。
私は、いつまでも、跡を追うだけの子だったのに。
違う自分になりたい。
イメージを壊したい。自分の中のイメージすらも。
自分が、弱い自分がこびりついて離れない。
離れて欲しい。
私は、貴方じゃない。