ゲイの24歳です。
自分がゲイであると気づいてからもう12年くらい経つのに、未だにその事実を受け入れられない。
何度考えても変えられないことはわかってる。
でも、自分は前世でなにか大罪を犯したんだろうか、なんでこんなに生きにくい人生を強いられているんだろう、と毎晩考えている。
他のゲイが悩んでいたら、あなたは独りじゃないよって手を差しのべたいのに、自分に対してはそれができない。
自分は実はゲイに対してすごい偏見をもっていることはわかってる。
でも思春期に友人との何気ない会話やテレビから、偏見と自己嫌悪が形成されて、もう今となっては剥がれない。
将来も不安だ。
結婚できないし、親へのカミングアウトもどうしようか。
嘘つき続けるの、疲れたよ。
自分のことを愛せなくて、誰かに愛されたくて、とりあえず必要とされたくて、毎晩のように誰かの傍で寝る。
でも結局そんなことをしても、心は満たされなくてむしろ虚しくなる。
人はみんな悩みをもってるものだし、そんなことわかってるけど、そろそろ限界かもしれない。
生きてたらいいこともあるのは事実だけど、それよりも常に辛い。
それから逃れたくて、たとえ死にたいと言ったとしても、どうか否定しないでほしい。
どうにもならないんだから。
人間、死ぬときは死ぬ。
名前のない小瓶
52677通目の宛名のないメール
お返事が届いています
ななしさん
自分もゲイです
漫画を見て興味を持ち始めました
最初は自分も
現実がよく見えなくなりました
辛いですよね
自分は女性と結婚したら男の人が欲しくて性的にイライラしてしまうと思って結婚は考えていません。
主さんが結婚したいのであるならば時々一緒にわかってくれる同性を探して色々処理してもらったりなど
話逸れましたね
えーと
まずはその自分を認めてみて一回心を落ち着かせて新たな人生を歩んでみたらどうですか。そうしたら生きやすいと思います。主さんのような人を否定したり嫌ったりなどする人は少ないと思いますよ。みんな優しく寄り添ってくれると思いますよ。
24歳なんですからまだ死ぬなんて考えちゃだめですよこれからの人生楽しんでくださいね
ななしさん
15年くらい前から、同性に興味を持ち始めた者です。(ちなみに、今は27です)
同じく、これまでずっと自分を受け入れられずにいました。
だから、主さんの気持ちがすごくわかります。
本当に辛いですよね。
悲しくなりますよね。
最近になって、ようやく自分はゲイなんだな〜と思えるようになってきましたが、でもまだきちんと受け入れられているわけではありません。
だから、次の一歩が踏み出せていません。
自分を受け入れられたら、どんなにかすっきりすることだろう…
そう毎日思っています。
将来の不安、他の人には優しくできても自分に対して優しくできない、死にたくなる…
これら全部、今の僕が悩んでいることです。
同じことを悩んでいる人が他にもいたんですね。
ここに小瓶を流してくれてありがとう。
僕は誰かが「死にたい」と言っても否定はできない…
気持ちが分かるから、「死ぬな」って言いたい気持ちもあるけど、言えない…
主さんが楽になれるなら、それもありかな?と思います。
ただ、一つだけ言わせてほしい…
死んだらやり直しができないから、とりあえず先に、他の方法を試してみてほしい。
それでダメだったら、死ぬななんて言わない。
だから、とりあえず(一時的にでも)楽になれる方法を探してみてほしい…
同じ境遇の者からのお願いです。
vazakn
受け入れてもそれに対して違和感を抱えてしまうのだとしたら、もう、ほっぽっちゃえばいい。
ゲイであること、ではなく、大多数に数えられないこと。
それが苦しむ要因になっている気がする。
これから、あなたとどこかで出逢う人が、生きててよかった、独りじゃなかった、と感じる機会があるかもしれない。
そんな未来も消えてしまうのだとしたら、惜しいし悲しい。
ゲイを理由にしているけれど、本当はさみしがり屋で、可愛い人なのだろうと僕は感じました。
そういうの、ゲイとか関係なく、女の子も、男の子も、その他大多数も、そこらへんの人も考えている。
すごく、あなたは恋がしたいんだろうと僕は思いました。
ななしさん
ゲイの友人が亡くなった事がありまして。
自分は偏見無い…というか他人の性的嗜好に関心が薄くて、知った時もふーんそうなんだとしか思わなかったし、ストーカーとかレイプとか犯罪やらかさない限り、誰を好きになってもどんなプレイしても別にいいんじゃね?と思っていました。
彼の人柄の良さはよく知っていて、ゲイだろうが何だろうがその魅力は変わらないと思っていたし、変わらず付き合いを続けていました。
しかし本人が死んでしまった後に、愛してもらえない、ずっと孤独だったと書き残していたのを知って、しょせん「色眼鏡で見ない友人」の存在が埋められる心の溝なんてちっぽけなものなんだと。
理解ある友達が何人いようが、彼を心身ともに受け入れられるたった1人のパートナーの重さには敵わないんだと。
そう痛感しました。
あなたがこの先、どんな道を進むのか私にはわからないし、あっちの道に行けとか、そっちは駄目だとか、そんな事を言う資格もありません。
ただ、きっとあなたは1人ではありません。あなたの孤独の深さにしてみれば、とるに足らない程度であっても、あなたを大切に思う人が必ずいます。私が、私なりに友人を大切に思っていたみたいに。
それだけは、心の片隅に置いといて欲しいです。仮にこの世に未練がなくなったとしても、その人達の顔だけはどうか思い出してあげて欲しい。
無力でごめんなさい。
名前のない小瓶
私とあなたの好きなものはたぶん違います。あなたと友達もきっとそう。好きな性別が違うのもその延長線上。カレーが好きな人がアイスが好きな人に向かってわざわざ「俺はお前とは違うものが好きだ」なんて言いますか?あんま言わないですよね。だからカミングアウトとかど~でもいいし、好きなものを求めるのなんて、当たり前です。ところで、性的欲求を含む愛だけが本当の愛じゃないですよ。友愛も家族愛も虚しさを覆ってあまりある愛です。名前のつかない愛だってあれば、そもそも愛だけが心を満たすわけじゃありません。虚しさそのものだってあなたの心の大事な感情です。楽しいことだけで人生出来てたら確かにハッピーかもしれないけど、じゃあ辛いことばっかりだからって不幸とは限らない。辛い感情も大事にしたらちょっと可愛く思えてくるかも知れませんよ。どうしても死にたくなったらその前にお腹いっぱい食事してください。ひもじいままあの世行きなんて余計みじめな思いしちゃ駄目ですよ!!
名前のない小瓶
他人と異なるということはそれだけで不安になりますよね。辛かったと思います。
私が思うのはあなたはけっして悪くないということと、あなたは自分がつらい状況なのに、他人を思いやることができるやさしい人だということです。
どうかまだ手を差しのべれなかったことを後悔しているのなら、生きてください
生きて誰かを助けてあげてください。
きっとあなたも誰かに本当に必要とされる日が来ると願います。
以下はまだお返事がない小瓶です。
お返事をしていただけると小瓶主さんはとてもうれしいと思います。