福祉から離れられない。
大学で、福祉を専攻してきた。
けど、人嫌いな自分か向いてる分野ではなかった。
けど、やらなければいけないという使命感に晒されて、やめるという選択に踏み込めない。
私は福祉の道にいかなければならない。
なぜなら、私は人に優しくできる子にならなければいけないから。
母親は、昔、障害をもった子どもの教育者になりたかったらしい。
私は小さい頃それを聞き、私も同じようにならなければいけないと思った。
そうしなければ、嫌われると思ったから。
親の望むようにならなければ捨てられると思ったから。
私は、はしゃぐのも喋るのも体を動かすのも元気でいるのも好きじゃない。
実習先で無理をして、向いてないと思った。
けど、私はこの道をいくしかないと感じている。
そう思っている自分は泣いている。
親が、私に支援者をやってほしいなら。私に優しい子になってほしいなら。この道を選ぶしかないんじゃないか。そんな使命感に晒されて、私は苦しい。
やりたい、ではなく、やらなければいけない。
なぜ、こんなにも思わなくてはいけないのか。
私が、親に捨てられるのが怖くて劣等感の塊で、自信もなくて、自分がないから。
自分で選んでこなかった。
やらなければいけない、ただ、そう感じたから。
やめたいよ、やめたい。
資格取得から、離脱したけど、まだ、やらなければいけないとおもってる。
両親は、私に帰ってきてほしいのかな。
私は早く、自分が消えたい。
親に嫌われるのが怖いなんて、なんて酷いんだろう。
こんなことになるなら、優しくしないでほしかった。
もう3月で卒業なのに、まだ心が決まっていない。
自分で、決めればよかった。
自分で決めた進路に進めばよかった。
全ては、人嫌いな自分の責任。
どうすればいいんだろう。
わたしはどっちに進めばいいんだろう。
就職が決まらない。履歴書すらも、自己PRで何も書けない。
なんでよりによって私は、整体や理学療法ではなく福祉を選んでしまったんだろう。
もうやめたい。
名前のない小瓶
53284通目の宛名のないメール
お返事が届いています
ななしさん
私も昔から自分がどうしたいかより、
どうしたら周りが喜ぶか考える子でした。
それが普通だと思っていました。
進路を決める際、自分が何をしたいか分からず、親が喜んでくれるだろうという職業を選びました。
給料も安定した、親と同じ職業です。
自分の意志よりも、相手に合わせた方が深く考えず、間違えはないと思っていました。それが1番楽なのです。
でも自分の人生は他人のものではありません。自分で決めて、責任をとり、時には傷つきながら感じる幸せはどんなものでしょうか。
私はまだ知りませんが、まったく違う道を歩くと決めました。
傷つくのはとても怖いですが、後悔するよりずっといいと思ったからです。
過去は決して間違いではありません。
今まで一生懸命頑張ったことも無駄ではありません。
それに気づけたからこそ、開ける道もあると私は信じています。
あかつき
あなたはあなたの道をすすめばいい。
でないと、心が壊れちゃう。
私も福祉の道をえらんでしまった人間だけど、失敗だった。選んだのは、家の環境からそっちにいかなきゃいけないかな?という思い込みから。
案の定、自分にはあってなくて体調くずしました。
あなたにはそうなってほしくない。
自分の道を自分で決めて、進んでください!
冬
それでいいよ。
人は他の人の夢を背負うように出来ていない。あなたはあなた。
ここに来て迷い悩むのはギリギリのチャンスです。この時期まで来たのは、人はきわきわにならないと反転できないからです。時期はこれが当然だったのです。あなたも少しは福祉を、親の思いを背負っていたから。
この反転をテコに自分人生を歩んでください。どんなに叱責されても手の中に残るのはあなたが決めたという覚悟との清々しさに他なりません。
ななしさん
私は保育士の学校通っていましたが、辞めました。理由は、1.学校にいる同じクラス、同学年の連中のレベルがあまりにも低すぎる。(いじめ、陰口、仲間ハズレ、動物園並みのうるささ、男好きの多さ)2.幼児があまり好きではなかったということ。3.なんとなく入った学校であったから。思い入れもなかった。4.実習が無理。
辞めてもいいってなら、辞めていい。
ななしさん
何度でもやり直せるよ。
もうそこまで自分で自分の気持ちを理解できてるなら、あとはその気持ちに素直になるしかない。
その気持ちを親に話してみて。それで嫌われたら嫌われたで今度は本当に一からスタートできる。親の期待に応える必要はなくなるから。
ななしさん
福祉に携わらなくても優しい人にはなれるよ。
あなたの人生はお母さんのものじゃない。
自分に合った道で優しい人になればいいじゃないか。
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