じぶんがすきなもの
私はアニメが好きだ
小説も好き
ドラマや映画も好き
人が描いた絵も好き
誰かによって描かれた世界が好きだ。
才能を持って人たちが作り上げた世界に入り込むことが大好きだ。
それらのおかげで自分の感情や考え方が形成された、あれらのおかげで今の自分が成り立っているといっても過言ではない。
創作ができる人を心から尊敬している。
こういう世界にどっぷりはまっていると、ふとした瞬間に、自分には何にもないことに気づいてしまう。
虚無感？無能感？なんていえばいいのかよくわからないけど、なんとなく、自分には何ができるんだろうって、考えてしまう。
見る側、受け取る側はとても楽しい。
与えられたものをどのような形でも楽しむことができる。
でも、作り上げる側ってどうなんだろう。
たまに挑戦してみようかな、って軽い気持ちで試してみようとするけれど、自分なんかにできることなんてないだったて気づかされるだけ。
気づいてしまうと、少し悲しくなる。
自分は何も生み出せない
与えられたものをただ受信することしかできない
新しい世界をただただ見に行って、わぁ、って思うことしかできない
もちろん、ただ、わぁ、ってなるだけでも楽しいし、幸せ。
でも、なんだか、かなしくなる
自分の中にまた新しい世界が生まれて、新しい引き出しができて、何かが変わった気がする。
でも生成することができない自分は、発信することができない自分は、
何かが変わって気がしても、何かを変えることができない
自分が楽しませてもらった世界と作ってくれた人のように、なにかができることがない
何もできないならいっそずっとこの立場にいたい。
あまり深くものを考えずに、ただ与えられたものを楽しむだけ、しあわせ、楽。
と思うと同時に、何かしたい、何か、何かないかと、探そうとしている自分がいる。
何もできない自分をまた見つけるだけなのに、探してしまう。
もやもやする！
自分にできることって何だろう！
尊敬する、敬愛するあの人たちに近づける方法ってなんだろう！
ありがとう世界、あなたたちに出会えて私は幸せを感じることができている。
でも、もっと、何かが、欲しい、足りない気がする！
自分は何を探しているんだろう！
わからないまま、結局、あきらめちゃう
あたまがいたいまま
おわらせちゃう
ありがとう世界、
だけど、なにかが、たりない、きがする
なにをさがしているんだろう
ぐるぐるしながら、また新しい世界をのぞきに行っちゃう
好きなものが時に自分を苦しめる
ちょっとかなしいね
もっと自分に何かあれば
こんなこと
かんがえなくて
いいのに
ね
たのしいけどね！
なにかが
たりないんだ！
いつみつかるんだろう！
じぶんのさがしもの
おーい
53773通目の宛名のないメール
お返事が届いています
ななしさん
私も、わぁ～！ってなるのだいすき。
人が創ったものなら
「受け手 」って、「創り手」と
全く等しく
重要な存在だと、私は思う。
「受け手」も
すごく大切なものを世界に生み出してる。
それは「わぁ～！」という気持ち。
その気持ちのまま、何かをする。
目の前の人ににっこりすることでも
お茶を入れてあげても
目の前のゴミを拾っても。
直接的には
創り手さんに感謝を伝えたり、サポートしたり。
その作品のすばらしさをシェアしたり。
（それは、創り手さん自身がやるより
大きな大きな力を持つ）
純粋な「わぁ～！」から生まれた行動は
元の創作物に負けないくらいの
新たな「わぁ！」を生み出すと思う。
「わぁ～！」という気持ちは
目には見えないけれど
世界に大きなを影響を与える
すごく大切なものだと思う。
世界中の人が「わぁ～！」という気分になってるのを
想像する。
なんだか、すごくない？
ななしさん
自分には何もできないと思い込んでしまうその自己評価の低さをどうにかした方が良いと思います。
他人からの評価をある程度気にしなければいけないのはお金をもらってやるプロの仕事です。
今は素人でも自分の考えや表現を発信するのは簡単な時代です。気軽に制作を楽しんでみてください。
それでも自分には何も表現できないと思うのであれば、観客側として 素敵な世界を生み出してくれる人たちに感謝を伝えたりお金を払うために一生懸命稼ぐことをゴールにすればいいと思います。
観客がいなければ成り立たない世界もあるので、創作側vs観客側どちらが優れているとか正しいという問題はそもそも成り立ちません。
名前のない小瓶
私はそういう世界、素敵な世界に入り込むことが好きです。
日常と現実を忘れて物語の中に入り込むのが大好きです。
小説も映画もアニメも漫画も絵も好きです。
心が震えるものが好きです。
だから絵を描きます。
映像で物語を作ります。
時には小説も書きます。
なんていうんだろう、昔から私は自分を主張するのが苦手だったから創ることで自分を表現する、自分の考えを訴えたかったんだと思います。
軽い気持ちで小説書いちゃおって10行くらいで止まった話は何個もあります。
顔だけ描いた絵もプロットだけ作った映像作品もあります。
なにかを創り出すことって軽い気持ちで「あ、こんなのいいかも」
でいいと思うんです。
それに私だって絵が特段うまいわけでもないし小説なんて後で読んでなに書いてあるかわからなくなるし.....
できる、できない、何もない、じゃないと思うんです。
あなたが仮になにもないと感じるなら、私は何もないからこそ何かになれると思います。
何もないからこそ、そこから何かが生まれるものです。
才能なんて他人が勝手につけた称号です。
そこには創ってきた過程があるんです。
それに掛けてきた時間が才能に見えるんです。
だからあなたは軽い気持ちでなにか創りはじめたらいいと思います。
そりゃあ最初はやっぱできないわって思います。でもそれはなにかをやり始めて長い時間をかけてきた人と比較するからです。
そういう風に比較するのではなくて、尊敬するものと比較して自分のものに足りないものは何か、どこが違うのか、どんな風にすればいいのかを考えればいいんです。
それで時間をかけてでも何個も創れば以前の自分よりできているものが増えるはずです。
自分のできないとこを見つけたらできるようにすればいいんです。できる人の真似をすればいいんです。
あなたがすぐにできることは諦めないことですよ。
以下はまだお返事がない小瓶です。
お返事をしていただけると小瓶主さんはとてもうれしいと思います。
