死んじゃおうとするひとの小瓶、拾ってもなんて返事をすればいいかわからないよ
ごめんなさい
拾って、心を痛めてます
私は、
生きるのって面倒だ
明日から私はいなかったことにしてほしい
もう何にも知らない
こんな生産性のない毎日、生きる価値もない
自分はこの世のゴミだ
誰も大切にしてくれない
誰かこのゴミを愛してほしい
って昨日思っても、やっぱり今日は、
焼きたての安いお餅が、実はじっくり焼くとすごくおいしいとか
悲しい苦しい気持ちで起きた日の朝日が驚く程に綺麗だとか
たまたま入った古着屋さんで1目で気に入った服が買えたとか
大切な人たちの笑顔が信じられないほど輝かしくて美しくて、それを写真に収めた時とか
そんなことでまた歩き出すことがある