誰でもいいから付き合いたいという男の子に、恋愛対象として見られたくなかった
まさにそんな感じの男の子がいた。
彼は私の友だちの事を春頃から狙ってるような雰囲気があって(事実春頃に彼女の事を聞かれ、冬には何回か食事に行っている)、でも夏頃に好きな先輩に失恋したという話を秋に聞かされて、私も別の女友達も、皆その男の子から定期的にLINEが送られてきていた
とても嫌いだった。
でも友だちの1人は付き合ってもいいと考えていたから、少しずつ返事を遅らせながら、それでも決定的な事はしなかった
その友だちもとうとう彼がしんどくなったと聞いた。一方私は講義が一緒になった
だからそれとなく、彼氏ができたと伝えた。本当だったから。
するとその子は、何ヶ月?って聞いてからそそくさと自分の席に戻ると、その男の子の友だちと
「えっ?!彼氏いたの?」
とか話すこそこそ声が背後から聞こえてきた。
恋愛対象として見られたことすら、あの子の薄っぺらい失恋記録の1人に数えられてるかもしれない事が、とても腹立たしかった
もっと早く拒否ればよかった。
今日も彼と授業が被る、気が重いよ