精神的に辛くて、不安で眠れず、ご飯も食べられなかった時、生きてることのプレッシャーから逃げたくてしょうがなかった。
でも、おばちゃんが、いろんな工夫で少しでも食べやすいように、おかず作ってくれた。でも私は残して、じゃあスープだけでもって作ってくれたのに、それも全然、食べられなくて、「残してごめんね」って言ったら、涙が溢れた。
そしたら、何にも言わずに、ぎゅーーっとしてくれた。
「ありがとう」って言ったら声がかすれて、ちゃんと音にならなくて、もう一回、ありがとうねって言ったら、今度は声が震えた。
みんなに、ちょっとずつ、たくさん助けられて、支えてもらって、今の自分がある。
前の私とは違う私。どんどん変わっていく私。でも変わらないとこもある。
消えない痛みがあって、芯で大切にしたいことがある。
今から、この自分で、どうしたいか、考えてみる。痛みや、孤独や、愛を、どうやって未来の幸せに、誰かの癒しや、生きてる喜びに、繋げていけるか考える。1つの答えを求めてるんじゃなくて、どんな人で在りたいか、ということ。1つでは言い切れないことや、毎日変わることに、私が今生きてることを感じている。機械や部品ではなく、柔らかい命なんだ、ということを感じる。私が自分が生きてることや自分の命を肯定する。
本当に小さいこと。
だけど、それがいつか、大切な人に、あなたもそうなんだ、そのままでいいんだ。と、大きな愛と説得力をもった言葉で言える自分や、瞬間に変わればいいなと今は思う。