読書記録と備忘録の小瓶。
千早茜さんの西洋菓子店プティ・フールを読みました。
おいしかった!
お菓子の描写が魅力的という点でも、読み応えがあるという点でも。
女の人の文章ってなんだか艶っぽくてどきどきする。
友人の脚から血が滴るのに興奮する女の子とか本当に!生唾ものでした。
一番 心に残った文章。
「自分を卑下しても、自分を好きになったものを否定しちゃダメだ。」
なんだかじーんってしちゃいました。
自分の好きなものを肯定する、ってそれを好きな自分も肯定することだよなぁって。
矛盾しているけれど、結局は自分を好きでいていいってことなんだって思って嬉しくなりました。
顔が上を向くようになるといろんなものが見えますね。
今度、憧れの人にまた会いにいくから
前よりももっといっぱい吸収できるといいなぁ。