人の顔色ばかり伺って、自分の意見も持っていなくて、人付き合いを重ねるほど自分がみじめな存在に見えてくる。
頭は良くない、容姿も馬鹿にされる、コミュ力なし、自信なし、滑舌悪い、根暗で、もう何もしたくない。
これまでに社会参加できていたことが不思議。
むしろ、今までよく頑張ってきたなと。
何も打ち込めるものはなくて、何にも興味が持てない。
もう、ずっと、ひたすら疲労感。
誰かに認めて欲しいんだろうけれど、ありのままの人間性を認めてくれる人はいなかった。
だから繕って生きてきたけれど、それでも難があるんだろう、親友、恋人と呼べるような人ができた試しもなかった。
死にたいというより、もう生きていたくない。
けれど、自分で命を絶てないような小心者だから、不慮の事故でこの世から消えたい。
命を粗末にするな。これを読んだ人はそう思うかもしれない。
けれど、ネットの匿名の投稿くらいでしか、不安を打ち明けられないのです。
この世は、自分には生きづらいです。
名前のない小瓶
64407通目の宛名のないメール
お返事が届いています
ななしさん
楽に死ぬ方法あるのにな。
ググればたくさん出るのにな。
小心者じゃなくて、死ぬ気が無いんだな。
死にたいんじゃなくて、救われたいんだな。
救われるビジョンが浮かばないんだな。
自分にとってのシアワセが分からないんだな。
自分のことを良く知らないんだろうな。
旅でもして独りになるといいんだな。
おむらいす
命を粗末にするな
そんな無責任なことは言いません
だって私は貴方じゃないから
貴方の苦しみを全部分かることは出来ないから
だけどこれだけは言わせてください
ここまで生きてきてくれてありがとうございます
この小瓶を流してくれてありがとうございます
きっと貴方に出会った人たちの中で貴方に支えられた人がいると思います
私もその１人です
だって私も貴方と一緒だから
この世の中私にはあわないみたいです
だけどそれを認めたくなかった
でも貴方がそれを言ってくれてなんだか心が少し軽くなりました
ほんとうにありがとうございます
名前のない小瓶
私も同じ生きづらさを抱えています。
現実世界に希望を見出せない。
不足感が埋まらないから。
物質的に欠けている限り永遠に愛されない。
そんなの地獄に決まっている。
存在は目に見えるだろうか。
この苦しみは、目に見えないものがあるということを知るため。
なぜ苦しいのか。
何一つできなくても、役に立たなくても、下手でも、間違っていても、何の条件もなく、いつでもどこでも、いいんだよと、完璧に肯定されて、愛されて、包まれたい。
それさえあれば、物質は欠けていてもいい。
自分の内側を掘り下げると、新しい気付きがあって、死を感じながらも、同時に生に近付くような気がします。
ななしさん
誰かと一緒にいるのは楽しいけど、その反面気になることが出てくるから一人でいる方が楽なんだろうなって。
逃げたいな。
ななしさん
おなじまったくおなじ
人と付き合うとすっごい疲れるくせにさみしいから関わってしまう
でも親友もいない友達のラインはどこからかわからない
自分が二人いるような感覚で毎日過ごしてます
つらいよね
この小瓶見つけてよかったですありがとう
以下はまだお返事がない小瓶です。
お返事をしていただけると小瓶主さんはとてもうれしいと思います。
