心がとても弱い人間です
人に否定されるとすぐ自信をなくします。
自分が嫌っていたものを、他の人が好きだと、自分はなんて器の小さい人間なのだろうと、自分で自分を激しく責めます。
他人の価値観と正反対の価値観だったときに、
自分がまるで存在してはいけない価値観を持っている、
極悪人なのではないかという激しい自己嫌悪に襲われます。
1つ目は少し困る程度なのですが、2つ目、3つ目は激しい自己嫌悪の後に衝動的な自傷をしてしまうので、改善したいです。
別に好きなもの、嫌いなものがあっていいことはわかっています。
好き嫌いがあるから、世の中にはいろいろな種類の食べ物や娯楽があるのだろうと思います。
価値観が違うことも別に悪いことではないと、わかっています。
価値観が違うから、色々な性格や個性のある人間がいることはわかっています。
ただ、それをつきつけられると、
その自分への衝動的な罪悪感を抑え込むことが難しいです。
その場では収まってもズルズル引きずって家に帰ってから自傷をします。
自傷方法は、腕を噛むことなのですが、腕が内出血どころか出血するほど噛んでしまうのでとても痛いです。
悩んでいます。
できれば知恵をお貸しいただければ幸いです。
64995通目の宛名のないメール
お返事が届いています
よたか
(小瓶主)
>4通目の方
普段から「自分は間違っている」という意識は確かにあります。
「皆」の中に「私がいない」というご指摘に驚きました、自分でも、その状態にあることに、全く気づいておりませんでしたので……
カウンセリングですか、検討したことはあるのですが、
金銭的に少しでも節約したいこともあり、少し渋ってしたところはあるのですが
自分を少しでもその一般論の中に入れられるようになる希望があるのなら、少しでも自分の心を知ることができるのなら、頼るのもいいかも知れないと思いました。
ななしさん
否定で心が折れるのは、それが図星なのかもしれない。
普段から「私は何もかも間違っている」と思っているから、他人から自分とちょっと違う意見が出ただけで「ほらね、私はやっぱり間違ってる。おかしいんだ」と図星をさされたみたいに感じて深く傷ついてしまう。そんな感じ。
>別に好きなもの、嫌いなものがあっていいことはわかっています。
好き嫌いがあるから、世の中にはいろいろな種類の食べ物や娯楽があるのだろうと思います。
価値観が違うことも別に悪いことではないと、わかっています。
価値観が違うから、色々な性格や個性のある人間がいることはわかっています。<
小瓶のここの部分がね、あなたの心が無いように見えたんです。一般的な言葉を並べているだけみたいで。
「人それぞれ、皆違っていて良い」とわかっているのは確かなんだろうけど、この「皆」に、主さん自身が含まれていない気がします。
皆、人それぞれでいい。
でも私はこれじゃ駄目。
どうしてだろうね。どうして自分を「皆」の1人に数えられないのだろう。
親に否定ばかりされてきた?
成績とか人柄的に優れた人が周りに多過ぎて、昔から自信喪失し続けていた?
いつも自分だけ友達が出来ない、恋人が出来ない、教師や上司に気に入られない、貶されも誉められもしない、みたいに、孤独を感じる場面が多かった?
多分「人それぞれ」を自分に当てはめられなくなった理由が、何かしらある。
その土台部分にこびりついた寂しさとか空しさとか自己嫌悪とかをどうにかしないと、「人それぞれでいいんだよ」という理屈だけ頭に入れても、心はなかなか動かせないと思うんです。
心が弱い人って、心自体がガラスなんじゃなくて、心を鎧で固めている人です。
何かの理由で心の交流を拒み、ガチガチの鉄で完全防備しちゃってるから、悪意無い優しさを受け入れられない。そのせいで誰かから愛されていると感じられない。
結局、鎧を乱暴に叩いてくる酷い言葉ばかりが心に響いてしまうことになる。
カウンセリングを受けてみたらどうでしょうか。
誰かに話を聞いてもらい、「ああ私はずっと○○して欲しかったんだ」と気付き、それを適切に与えてもらえたら、鎧が少し外れて「人それぞれで良い」という言葉も素直に受け入れられると思いますよ。
よたか
(小瓶主)
>涙のない徒花 様
違う意見であることは、存在自体の否定ではないこと。
「みんな違って皆いい」
そうですね、そのとおりだと思います。
パニックになると、どうしても自分の否定に目がいきがちなので
なんとか冷静になって、その言葉を思い出したいです。
>二通目の方
腕がかわいそう、ですか。
その言い方はとてもいいな、と思いました。
そして、弱いことや傷つくこと自体をまず欠点としてではなく一つの特性として受け止めている言葉がとてもありがたいです。
自分の体と心に少しでも優しくなりたいです。
ななしさん
心が弱くてなにが悪い?すぐ自信なくして何が悪い?でも、腕を噛むのは、腕が可哀想だ。
名前のない小瓶
確かに、あなたの言う通り人によって価値観は違うし、だからこそ色んなものが世界にはある。
人は常に誰かと比べて自分の欠点を見つけてしまうものだから、自分は駄目なやつと感じてしまう。
でも、あなたはあなた自身を否定していても、周りはあなたを否定していないと思います。
だからあなたも思い悩まなくても良いと思います。
人と違って良いんです。
「皆違って皆良い」で良いんです。
有名な台詞です。
以下はまだお返事がない小瓶です。
お返事をしていただけると小瓶主さんはとてもうれしいと思います。