あと数年で30歳になりますが恋をしたことがありません。
彼氏がいたことはおろか初恋も未経験です。
まわりの人には
女ならぼーっとしてても声かけられるでしょ?
好きじゃなくてもいいから付き合ってみなよ!
なーんて言われます。
そんなチャンスがあれば今頃わたしにも恋のなんとやらが理解できていたのかもしれませんね。
残念ながらお世辞にもカワイイとは言えない容姿で身長も平均より高く、ガリガリで抱き心地の悪そうな女に声をかけてくる男なんていません。
(これは卑下しているのではなく事実です。可哀想でもなんでもないただのわたしの身体的特徴です。)
そうです。
わたしにはチャンスがありませんでした。
だから計り兼ねているのです。
自分は「アセクシャル」というヤツかもしれないと思ったことがありました。
ネットで調べていくと
「少女漫画で言っている意味が分からない」
「他人から好意を持たれたのが気持ち悪くて気づいた」
などの経験者談が見受けられました。
端的に言うとわたしはさらに混乱しました。
だって少女漫画楽しんで見てたし、他人から好意を持たれたことがないんだもん。
アセクシャルなのか、ただ単にチャンスがなかっただけなのか。
カテゴライズされるのって楽じゃないですか。
少なくともわたしは楽だと思っています。
そろそろ自分というものを理解して楽になりたいですっていう愚痴のようなものでした。