人生で得た、たった一人の親友
人生で得た、たった一人の恋人
外の世界でできた、大切な人。
どちらも、運命は私から引き離した
親の転勤で引っ越してしまった彼女らの
行方もわかっていない。
彼女へ宛てた私の手紙は届かず
彼は突然のことで引っ越し先も連絡先も知ることができなかった
今ならメールとか手段は色々あるのに
まだ携帯すら与えられなかった時代のこと。
今でも鮮明に、私にだけ向ける、二人の優しい笑顔を覚えてる。
時々夢に出ては、目が覚めた時に虚しくなる
何度もう一度会えればと思っただろう。
伝えたかったことが沢山あった。もっと思い出、作りたかった。
結局あの二人は元気なのかさえ今日もわからなかった。
もうけじめをつけるべきか。
彼らも、もう私のことなんて覚えてないだろう。何とも思わなくなってる可能性だってある。
二人のことは、忘れません。
もしもご縁というものが今後本当にあるのなら
今度は一生傍に居てほしい。もう二度と離れないでほしい。
強がってるけど、本当は寂しがりの虹ノ(仮名) より