ラベルの通り、同窓会に出席してきた。今年成人したので、それに伴っての開催ということである。
私は人と会う、とりわけ不特定多数、もっと言うと「知り合い」「友達(浅)」レベルの人とたくさん会う場がとても苦手であり、加えてしばらく会っていない人ととんでもない価値観の断絶を感じてショックを受けた経験があるため、「しばらく会っていない知り合いと友達(浅)に大量に会う」という何重苦だ?みたいな状況にあまり乗り気ではなかったが、まあ高校を卒業して初めての同窓会なのでとりあえず出席してみるか!友達がいないわけでもないし!という感じで顔を出した。
本当にいろいろなことを感じたので、思い出したそばから箇条書きにしていく。
メモというか、レポというか、自分の感情の整理のためなので、めちゃくちゃ長いです。ブログでやれって感じですが、何か感じることがあればお返事いただけるととても嬉しいです。
・極度に緊張した
先ほども書いたが、こうした場が非常に苦手である。楽しかったことはもちろん楽しかったし、悪意をこうむって不快な思いをしたことは全くなかったけれど、途中からキリキリと胃が痛み、動悸がして息が上がってきた。これは話しかけたい人に話しかけようかな……どうしようかな……という葛藤が大きいかな、と思う。なんとなく症状がここ最近精神的に不安定な時に電車内とかで起こるものと似ているのが心配だけど……。
・話しかけるのにとんでもなく躊躇する
私は声が通らないし、腹から出せば一応通らなくもないけれど、疲れるしドスのきいた声になる。同窓会の出席率がとても高かったこともあり、会場内は雑談がままならない人もいるのでは……という感じになっていた。酷使したので喉がめちゃくちゃ痛くなった。「え?何て?」と聞き返されるのは、地味にダメージがくる。仕方ないけど。
もう一つ、今日は服が華やかな感じではなかったため、せめて顔は盛っていこう!と思い、その結果化粧が大変うまくいった。高校時代は大学行っても化粧しなさそうなキャラでおとなしくしていたため、普通に気付かれない可能性があった。現に、同じ部活の女の子に声を掛けたらめちゃくちゃ微妙な反応をされた。誰?って思っていたのかもしれない。ごめん。でも化粧控えめでも「私の事なんてわからないんじゃ」っていうのは常日頃からなぜか感じがちで、その結果すれ違いざまに顔をそむけてしまったり大変な失礼をやらかすことがある。今日もめちゃくちゃやってしまった。すまない……。
・厳しかった先生が将来のことは焦らなくてもいいと言ってくれてとても嬉しかった
やっぱり在学中はより良い学校に進学させなければいけない立場だったりして、みんなで一致団結!受験は団体戦!のような空気を作らなければならなかったし、それを崩すことなんてできなかった。将来の話になって、私は何に興味を持つこともできないから、何も決まっていないけれど、「将来のことはきっかけがあるまで待ってもいいんじゃない?」と言ってくれた先生は、柔らかな物腰ながら厳しさを秘めていることで恐れられていた先生だった。私は諸事情でアルバイトが出来ていなくて、それが後ろめたいのだけれども、「いずれは働くし、大学の内にやれることをやったらいいんだから、後ろめたく思うことないのよ」と言ってくれた。私はその先生が持っていた教科の問題ができなくて、悔しくてその先生の前で泣いたことがある。そのときとは先生に持つ印象がかなり変わっていて、こうして立場から解き放たれた今、話せてよかったと思う。先生、勝手に恐いと思っていてごめんなさい。在学中は誰も彼もこのままじゃだめだもっと良く強くっていうから、こんなに今の自分を許してもらえるだなんて思っていなかった。先生に会えただけで同窓会行ってよかった。この項目書いてたら泣いてしまった。
・好きな人に話しかけられなかった
さっきのでいい話で終わらせられたら良かったんだけどな!!!高校時代すごく好きだった人がいた。進学してからも結構気にかけていた。その人とはコミュニケーションはそこそこ取っていたけれど、直接話すことはほとんどない……というかなり不思議な関係だったと思っている。顔面が非常に盛れているので、会いに行ってもよかったかと思うんだけど、直接話したことがほとんどないから今更話しても……という気持ちに結局負けてしまった。これがラストチャンスだったと思う。それをいつもの弱腰で逃した。向こうからは何のアクションもない。ので、ちょっと吹っ切れた気がする。彼は私の事なんて好きじゃないんだ。好きになってごめんね。でも片思いはとても楽しかったよ。
・好きな人ではない男子に絡まれてどうしたらいいかわからなかった
在学中全然接点のない人だった。ちょっと前に個人的にメッセージを送ってきたときびっくりしたけど、今日も気さくに話しかけてきてやっぱりびっくりした。好きな人のこともあるし、どうしよう?と思うけど、そもそも私の自意識過剰の可能性も大いにある。「好き」じゃなくて「手ごろだから狙ってる」だったらものすごく嫌だな……。でも私如きが、来てくれる人をほっぽって好きな人の方に向かうのが申し訳なくて(友達関係にも言えるけど)、自分には人間関係のえり好みをする権利がないような気になってたりした。
・自分を守るためにおどけていたことに気が付いた
男性恐怖とまではいかないけど苦手で、友達として仲が良かった人も含め、男性を前にするとものすごくおどける自分を見て、おどけることで本当の自分を隠していることを確信した。もともと話が苦手で仕方なかったのだけど、中高でなんとか人並みには雑談ができるようにはなってきた。でも、話を楽しくしようとしたりして、面白く振舞ったりしていたら、最近自分の素がなんだかわからなくなってしまって、友達にも本音を言えないことが続いている。その結果私を雑に扱う人や都合良く扱う人が寄ってきたりしてしまうことも多く、悲しかった。これ一番どうしたらいいかわからないので、誰か助けてください……。口を開くと本音より先に話を盛り上げるためのギャグが出てくる。
とりあえずは行ってよかったんだと思います。こうしていろいろ考えることが出来たことも、何より先生方と話せたことも、行かなければ得られなかった。また機会があったら行ってみようかな。それまでに書いたようなことを宿題だと思って頑張っていきます。長くてごめんなさい。そしてありがとう。以上です!