捨てられました。
私の何より大事な人に。
その人にとっては私は都合のいいセフレだか愛人だったのだとわかっていました。
それでも私に新車の色の相談をしてきたり、初詣に行きそびれた話をしたら、お守りを買ってきてくれて、その後日神社までお参りに行きました。
私は精神障害者です。
だからなんだという話ですが、アニマルセラピーというものに興味を持ち、猫を飼い始めることにしました。
猫を飼うことで家族との距離が縮まりました。
今まで打ち明けられなかった疾患のせいで、広がっていた心の距離が。
大事な人が猫アレルギーだから、猫を飼うなといきなり行ってきました。
2年間一緒にいて、猫アレルギーだなんて一度も知りませんでした。
どうして私は猫を飼ってしまったのかと猫に対する申し訳ない気持ちや、自分がやりたいことをしただけなのにこの仕打ちはなんなのかと泣きたくなりました。
私からみて大事でも、私の代わりなんていくらでもいるのです。
そして今日。猫を捨てるか大事な人を取るかという選択を迫られ、猫を取りました。
わたしの孤独を癒してくれるのは猫しかいない。
もう人が信用できません。
男の人も。
わたしは都合のいい玩具に過ぎなかったのだし、もう人魚姫のように泡になりたい。
そうなれたら素敵ですよね。
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名前のない小瓶
動物は無償の愛をくれて癒されます。
選択に間違いは無いと思います。
ただ、大丈夫ならもう1匹飼う事を
お勧めします。
私は15年私を愛してくれた愛猫を
今年失って半年経っても
ふとした瞬間に思い出して苦しいです。
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