父からもらった古い車を今日廃車にした。
父が乗っていた思い出。私と過ごした思い出。
沢山の思い出が詰まった車。
乗れなくなるまで乗り切ろうと思ってたけど、次の車検を通すのは無理だと決断した。
悪くなれば直し直し乗り継いだ車。
30万キロを超えた。
ボロボロなのも嫌だなと思いつつ愛着があった。
新しい車に乗り換え、気分新たにハッピー!と思ってたら、全然そうじゃ無かった。
凄く凄く寂しくて涙が溢れた。
機械なのに。乗り物なのに。
慌てて、写真を撮りに戻った。
ポツンと置かれた私の車。
今まで、何回か車は変えたけど、こんな気持ちにはならなかったのに。
今まで、沢山支えてくれた。
どこかに行きたい時、1人になりたい時、だれかと居たい時、つらい時、嬉しい時、楽し時。
常に毎日一緒だった。
でも、もう一緒じゃない。
手放した途端、こんなに不安になるなんて思わなかった。