今日、大好きな友達に叱られた。
私の家庭のことも知ってて
唯一相談できる友達で、
私にしては珍しく信用してる友達。
もう高校3年になる今の時期、
将来の事の話題はよく出る。
それで、私が家族との関係を
これからどうするのかって聞かれた。
切るに切れないからもういいやって
諦め気味の私の答えを聞いた友達が
私を叱った。
『いっつも結局って言って
お前自身ばかり犠牲にするな。
自分を大事にしろ。
自分の幸せを犠牲にしてまで
お前を散々苦しめた家族の幸せを
考えたりするな。
そもそもからして、本来はある筈の
お前の幸せとか自由とかは
犠牲にしても良い様なものじゃない。
お前が幸せになれないなら
結局何も意味なんてない。
お前の人生だろ?
お前が何もかも全部自由に決めて
何が悪い?
自分を殺して生きるなら、
その生きてるのはお前じゃない。
生きてるのは、親の駒。玩具。道具。
ねえ、夢はある?
お前の夢は少なくとも、
自分を犠牲にし続けて苦しんで
長々と生きることじゃあ無いだろ?
これ以上、と言うか本来はこれ程まで
お前は苦しむ筈じゃ無いんだよ。
もう十分に苦労してきたんだから
良い加減自分を大事にしろよ。
私にできる事があるなら何でも
協力してやるから、
もう自分を犠牲にするな。
私はお前が大事だから
幸せになって欲しい。
まぁ結局はお前が決める事だから、
いっぱい悩んで考えろ。
お前の傷が時効で簡単に消えるもの
じゃないなら、家族との縁は
切れなくてもいいから、
最低限、関わりを少なくしろ。
絶対に自分を殺すな。』
家に帰ってからもあの子の言葉が
ずっと耳の奥に聞こえるようで
忘れられない。
駅前で叱られて、
私はそんなに大事に思って貰ってた
んだと思って凄くびっくりした。
嬉しかった。