すっごくどうでもいい話なんですけど
産科ってダントツで訴訟リスクが高いんです。どうしてでしょう?って社会の先生に聞かれたことがあります。
「自分の子供のことだから自分自身のことより親が大切に思っているからじゃないですか?」と答えました。
先生はそーだね、それもあると思うって言った後に、
「妊娠は病気じゃないから」
とおっしゃいました。
病気になると病院に行きますが、唯一病気じゃないのに病院に行くのが妊娠だとおっしゃいました。
その話を聞いて私は
「ふむふむなるほどわからん」
と思いました笑笑。
ちなみに先生は産婦人科の医師になった教え子からその話を聞いたそうです。
どういう意味なんだろう。医師になったらわかるのかなあ。
ななしさん
もともと病気で医療を受ける人はハイリスク者。死んだり悪化したりすることは織り込み済みなわけで、そうすると訴訟に持っていかれる可能性は低くなります。もちろん医療過誤などで、明らかな失敗や怠慢があったり、身内の人間がどうしても納得できなかった場合は別ですけどね。
出産は、治療ではなく、新たな生命を産むための生存を前提とする医療であること、さらに母子という複数の生命がかかっていること、期待と喜びを持って待ち望んでいる人が大勢いる事などから、被害者意識や遺族感情は当然強いものになります。そうなると、やり場のない気持ちを、調停や裁判の場でぶつけたいと考える人が増えるのでしょうね。
いずれにせよ医師は大変な職業だと思います。