絶望の入学式
とりあえず面白そうだから陽キャのまねっこしてみよ、みたいな軽い感じで陽キャグループの輪に入ってみたけど面白くなかった
つまんない話に愛想笑いして自分に嘘ついてるな、これ。ってなって結局仲いい友達作れなくて飽きてその輪に入るのやめた
こうやって文にすると、《陽キャになりきれず逃げた陰キャ》みたいになるけど恐らくそう。でもやっぱ自分と趣味の会う子と一緒にいるのが1番楽しいじゃん。そういう子見つけられて少し救われた。
でも
どこかが泣いてる
つらい
今年の2月まで私の腕には数え切れないほどの切り傷があった。
長袖で隠してた。
半袖になるころには治ると思ってた
なんか跡が残った
親には、気づかれてるのかはっきりしないが、
「りすとかっとってさ、汚いよ。やめてね。あなたはそういうことするの。周りからうわぁって思われるよ。」
っていわれた。
じゃああなたは私の事見て《うわぁ》って思うんだよね。アトピーの傷見ても「可哀想だよね、辛いよね、ごめんね」って言ってくれたのに、リスカの傷は嫌なんだよね。あぁごめんね。汚い子で。
その事を言われた日から親が大嫌いになった
親は偏見が酷い。
少し気性が荒い人を見るとすぐに
「あの人病気なんじゃないかな」ってヒソヒソ言う。
そういう所が嫌いだ。
人の事を理解しようとしない。
私に対してだってそうだ。
家庭内がごたついても
「あなたは昔より今の方が楽でしょ?楽しいでしょ?」
母は父のことが大嫌いだから、
【前の家の方が好きだった】
なんて言ったら母を悲しませてしまう
だから
「うん。」って答える
気づいてよ
私の指の皮を剥くくせがついたのも
自分の毛を抜くくせがついたのも
腕を切るようになったのも
全部私が独りにされてからじゃん。
この自分のことを全部お前のせいにするつもりは無いけど
何も知ろうとしないで
【私は良い母親してると思ってるから】
なんて言わないでよ
でももういいよ。
下手に干渉されても張り詰めるだけ
もうほっといて。