ぼのぼのと言う名前のラッコが主人公の漫画だ。
この、ラッコのぼのぼのが、お父さんと、顔に傷のあるシャチの間に何があったのかという話しを聞くエピソードがある。
その中に印象的な言葉があった。
『尊敬されるということは、疎まれるということ。そう、シャチの長老は“尊敬されている”』
このお話の中で、シャチの長老は、好々爺で憎めない。いろいろなことを知っている生き証人。
けれど、もうヨボヨボで、いきなり寝落ちしては「長老ーー!!!長老が亡くなられたーーー」「いやまだ生きている」というやり取りを繰り返している。
確かに「尊敬されている」
尊敬されるということは、疎まれるということ
若い時にはわからなかったが、会社勤めしていて、仕事でそこそこの結果を出した時、仲間が離れていった。
「ハイヌウェレ氏は 神 だから。」
「我々と飲み会など、畏れ多い!!」など…
尊敬という言葉で拒絶された。
無意識の嫌悪感が、私に対する「尊敬」に現れている気がする。
そう。私は疎まれている。