長くなります。ごめんなさい。親孝行って必ずしもしなければならないかという疑問があります。
防衛医科大の1次に合格し、2次に向けて準備しているところですが、姉や周りの人から、防衛医科大行ったら最高の親孝行じゃんと言われます。
納得いきません。ついでに親孝行になるかもしれませんが、親孝行の為に行くわけじゃないし、そのつもりは全くないのです。
両親は幼い頃から暴力と暴言の嵐を浴びせ、夫婦やカップルがする事を堂々と子供の前でしてきました。
お金がないのだからと、我慢を強いられ、我慢していましたが、両親共に趣味だからとお金を使う遊びを沢山しています。
また幼い頃からずっと重度の吃音で悩んできましたがそれを最初にからかってきたのは姉妹でした。
それを親は止めることも無く泣いて嫌がる私を気にする私が悪いのだと怒っていました。
中学生の頃に部顧問に嫌がらせをされている事を知っていたのに、母は部活の顧問に私の悪口を言い、部顧問のイジメを悪化させました。
避妊用のピルは買っていたのに、月経困難症で動けない私には鎮痛剤も買ってくれませんでした。
私のきつい気持ちやしんどい気持ちは理解されることは無いですが、両親の気持ちは常に聞いて肯定しなければならない生活です。
非情だとか非常識だとか言われるかもしれませんが嫌な気持ちしかなく親孝行するつもりは微塵もないです。私の周りは親孝行するのが当たり前だという考えの人が多すぎて本音を言うと親不孝だと怒られるし、文句を言われます。直ぐに親孝行に結び付けられて、正直気持ち悪いです。
まとめると、
親孝行するのが当然で当たり前なのでしょうか?
親孝行は必ずしなければならないのでしょうか?
親孝行をしない娘は親不孝でしょうか?
という事です。
名前のない小瓶
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お返事が届いています
ななしさん
めちゃくちゃ分かります。
私もそういう日本のゴリゴリ保守的な親孝行こそが善みたいな思想が大っ嫌いです。
そもそも子供作るか作らないかの選択肢は親にあるんだし、子供を作るって決めた以上、生み出した子供を幸せに生きていけるように育てるのって親に課せられた当然の責任かつ義務だと思うんですよ。
それに、感謝しなさいって人から言われてするものじゃないと思うし、親孝行って、いつか子供側に自然にじわーっと感謝の気持ちが湧き上がってきたときに出る行動だと思うんですよ。
そこで子供に感謝の気持ちが湧き上がらないなら、親がそれ相応の子育てをしてきたってことなのに、子供側に親不孝だとか言える口は無いと思います。
私も家とか親とかでめちゃくちゃ嫌なことたくさんあって、ずっと悩んできたし今も悩んでるのですが、自分の気持ちを自分が一番大切にしてあげようって思ってます。
自分が嫌って思うものは好きにならなくていいと思うし、好きって思うものは好きでいていいと思う。
それが親とかの価値観に反してても。
自分が幸せになるために生きていきましょう。
親孝行は、自分がしたいと思うならすればよくて、親孝行したいと思わない親に、親孝行する必要なんてないと思います。
親と呼べないようなひどい親もたくさんいるし、貴方様のご家庭の様子を聞いても、とても親孝行されて然るべきような親には見えません。
人に何言われても、自分の気持ちを大切に、強く生きていきましょう。
ななしさん
親孝行をしてるしてないは意識しなくてもいい。
これは私の持論ですが、自分の為に100%頑張っただけで結果的に他人に感謝されたり喜ばれたりする事は人生における成功だと思っています。
今回のケースで言えば、親孝行しているとかですね。
なので、もう一度書かせていただきますが親孝行しているか、そうでないかは意識する必要はない。
2次も肩の力を抜いて頑張ってきてください。
応援してます。
ななしさん
最後まで読みました。
長い間色々辛い目に合ってきたのに、目指す大学に向かって努力できるあなたはとても立派です。
あなたをこの世に生み出したからといっても、親のために生きることはありません。
あなた自身の人生ですから、あなたのために生きてください。
親孝行は義務ではありませんし、そもそも親としてなすべきことを果たしていないのに、そんなことを求めるとしたら呆れます。
・親孝行をするのは当然ではない。
・親孝行はしたい人がすればよい。
・親孝行しなくても親不孝ではない。
という答えになります。
受験頑張ってください。
もちろんあなただけのために。
ななしさん
こんにちは。小瓶を読ませていただきました。
お金が無くてもそれでも防衛大学に行けることができて、一般家庭なら素敵な親孝行になるでしょう。
でも、辛い境遇だったんですね。
私も防衛大学を目指している者です。
自分の行きたいところに行って親孝行に結びつけられる、そんなの考えただけで嫌気が差します。だから貴女のお気持ちも少しは共感することができます。
どうしても辛くても、こんなふうに共感できる人は絶対にどこかにいます。
私も親孝行は絶対にするべきものだとは思いません。良い境遇の人は除きますけどね。
非情なんてとんでもない。貴女は素敵な女性です。胸を張って下さい!
そして辛かったらまたここでお話ししてください。きっと助けてくれる人はいますから。
いつか防衛大学で会える日を願って…。
名前のない小瓶
小瓶主さんの疑問の答えについて、岸田秀の「母親幻想」という本に記載がありました。
手元に本が無いので思い出せる範囲で下に書き出してみます。
・そもそも親孝行なんてものは無かった
・江戸時代のような平均寿命が短い時代には、親孝行なんてする前に親は死んでいた(調べましたが、江戸時代の平均寿命は30代らしいです)
・親孝行しておけば、というのは何もしなかったことの言い訳として使われていたにすぎない
・親孝行という言葉が使われ出したのは最近のこと
・平均寿命が80代の現代において、本当に親孝行しようとしたら、子供の人生は無くなってしまう
ところどころうろ覚えですが、こんな感じだったと思います。ちょっと古い本なのですが、読みやすいのでぜひ読んでみてください。
私個人の意見としても、大体同じです。
親孝行を当然だと思っている人は、本当に人生捧げて親孝行するつもりなんでしょうかね?
少しでも、小瓶主さんの疑問解決のヒントになれていたら幸いです。
以下はまだお返事がない小瓶です。
お返事をしていただけると小瓶主さんはとてもうれしいと思います。