過去の私が私を縛りつけていく。
私が瞬間に感じたことを、
見たことを、聞いたことを、
読んだことを、知ったことを、
それらを縄にして。
自分が愚かしい。
自分の欲したもので自分を苦しめる。
自分が望んで与えられた救いで、
首を絞める。
自らの自戒で死に至る。
他者からの
お世辞で身動きが取れなくなる、
助言で自己が乖離していく。
馬鹿みたいだ。
本当に、馬鹿だ。
まみれた知識で、常識で、法則で、偏見で、
自分自身がわからなくなっていく。
多角度から物差しを差すのも
道徳者の誰かに成り代わるのも、
全部、この社会に
順応するためだった(はず)のに、
現実、そんなこと誰もやってなくて
全部全部その分増えたなにか高尚なもので
分不相応な苦しみを負っただけだった。
結果
現在の私は無様な様相を周囲に晒して
呆れられて哀れまれて見下されて
ああ本当に私はなにをしていたんだろう。
どうしたらよかったんだよ。
なんて、
過去に対して八つ当たりをしたって
現実はなにも変わらないのに。
過去はなにも悪くない、
全ての後悔は
現在の自分の行動の選択によって
紡がれていくのにね。
その選択をねじ曲げなければ
私はこのまま変わらないとわかってるのに
何にも変えようとしない様に
人々はイライラする。
まさに負のループだ、lose-loseだ、
なんつって(激寒)
だから死ねばいいと思うのにね。
どうしてだかできないね。
この先わたしはどうせ
どうしようもない人間になるだろうに、
どうしようもならないための
人生最後の選択をできないでいる。
結局自分のことが好きなんだ、
大好きなんだ。子供みたいに、
自分ならやればできるとか幻想じみた
うすい膜状の自己肯定感に包まれていて
いつまでも人間になれない。
お前の幻想なんてここで壊れてしまえよ。
ああ、そういえばこの前壊れたんだっけ。
よかったじゃん。
そしたらだったら嫌いになれるかな。
実際大半の人間が私を好かないんだから
今さら一人の人間が私を嫌ったって
どうってことないよ。
他人の意見に転がされて自惚れて
自分の軸なんて何処にあったのかすら
もうわかんないからさ。
だったら自分を突き放してしまえば
楽なのにね。
私はそれすら失敗した、
人類における最低な作品だ。
結局わたしは、
アクティブななにかすべてが消え去って
なにもしないくせに
なにか邪魔なものだけが残った
青白い光に四六時中照らされる
クズなのかな。悲しいな。
こんなクズだから、
誰かと愛し合う権利だってないのかな。
私は愛されないかな、誰かを愛せるのかな。
なんて、話がまとまらないや。