ここに来た時は、ここに自分はいていいって思った。
今は、違う。
ここに自分の居場所なんかなかった。
宛メはいいところ。
だから、だからこそ、
僕はここにいることが許されなくなった。
どれだけ頑張ったって、
どれだけ苦しくたって、
自分は変わることができなくて。
みんな、みんな変わっていって…
あぁ…自分は、私は、どうしたかったのかなぁ。
ここに来て、何がしたかったんだろう。
ずっとずっと、考えて考えて…
わかんなくって…。
自分は、ここにいちゃいけない存在。
宛メが、みんなが、汚れちゃう。
わかってる、わかってるのに…
私はここがなかったら生きれなくって。
少し、疲れてきちゃって。
“花楓”の存在を消して、
新しい私になろうと思った。
なかなか、難しいね(笑)
ねえ、◯◯…。
キミがこれを読んでいたら
◯◯が誰だかわかるかもしれないけどさ、
私が親友じゃなくっても、
キミと仲がいい人たちはいっぱいいるよね。
ね、もう、花楓は居ないんだよ。
だからもう、花楓の存在は、忘れちゃおうよ(笑)