某作者の「SOSの猿」に出てくる青年の、助けを求めているひと達を救えない無力感。
私も、そんな無力感に呆然とするしかない。
目の前で友達が悩んでいて、その悩みとともにある苦しみも痛みも叫びも、ビリビリと伝わってくるのに、私は何もできない。
ただの高校生だから。
聞いてあげることしかできない。頷くことしかできない。
ごめんね、今の私じゃまだ、あなたを助けられない。
でも、きっと、私は心理カウンセラーになる。
きちんとした資格をとって、あなたを救う手助けができるようになりたい。
あくまでも手助けだけど、それであなたが楽になれるなら。
生きることが辛くなくなるなら。
もう少し待っててね。