誕生日までに死にたいと思っていたけれど
誕生日までは生きるに変えた
別に前向きになった訳では決してない
僕自身は無価値なままだし
仕事の段取りをその頃までに済ませておきたいだけ
どうせ死んだって代わりはいるから
社会なんてそんなもんだ
ただ次の業務を軌道にのせておきたい
長年の感謝と
居なくなるかもしれないお詫びの気持ち
その方が多分周りの為になる
何も残さない人生で
こんな駄目人間になってしまって
家族には申し訳ないけれど
生き続けるのは苦しい
あの人の時間も浪費させてしまった
恨みは全然消えないけど
こんな嫌な奴だから
仕方ない
来世があるなら
もう人には生まれたくない