なーんかもやもや。
あるアイドルのオタクをしている。
とにかく好きだ。当たり前に大好きだ。何かコンテンツを供給されれば心が躍るし、これからも進み続ける姿を見守って応援し続けたい。
そのために頑張れる。
でも不意に虚無になる瞬間がある。
こんな頑張って働いてまで、アイドルにお金を使うべきなの?こんな何公演も入る必要、本当にあるの?
もっと自分のことに使わなくて良いの?
無我夢中で好きなことに一直線だった昔の自分なら、そんなこと思わなかった。
こんなつまらない疑問が浮かんで動けなくなるあたり、悪い意味で大人になってしまったのかもしれない。
今の自分の性格だと、数年後に「なんであんな好きだったんだろ」ってなって、お金を落としたこと後悔しそう。
何のためにオタクしてるんだろう。
そう考えることが増えた。
わたしは多分、アイデンティティが欲しくてオタクをしている。自分という人間が薄いからこそ、推しに縋っている。
そんな不安定な状態なのでオタ垢など作っても周りのオタクの言動が気になるし、比較して落ち込む。
もう疲れたから、オタクもそれにまつわるものも全てやめたい…。
けど。好きなんだよな。自担。
好きになれてよかったし、出会えてよかった。
今はただそう思う。
いずれ全て過去になっていくのかな。
そう考えると、推しへの“好き”って脆いものだなと思う。こんなに好きでも、いつか感情は消えて、あっけなくどこかへ行く。人の気持ちに永遠はない。。