この冷たさと一緒に
昨年の色んな感情も情景も匂いも
たくさんたくさん記憶している
何となく、昨年の日記を読んでみた
苦しかったね、
ノートに血が沢山残ってる
腕も袖の下、沢山の白い傷が残ってる
昨年の今頃の私は
本当に絶望してたのかもね
塾では
色々あって大泣きして、
先生に無視されるようになって
学校では
先生との関係が気まずくて、
授業サボってばっかで
成績は下がる一方で
偏差値なんか10以上、下がったかも
その結果cut cut cut
本当に酷かった。
友達にはきっと気づかれてないけど
今でも手首の傷は薄くなっても
二の腕は白い傷が沢山。
本当に最悪だった。
毎日ハサミでチョキチョキ。
忘れもしない7月7日、養護の先生に伝えた
悲観的なのも全部嫌いなのも
挙句に自分を傷つけてしまうのも。
先生は、止めなかった。
否定しなかった、
もう泣いちゃうかと思った。
日記に辛いが詰まってる分
先生の温かさがより一層際立つ
あの時私は先生と雑談したくて
必死に生きた
友達と笑い合いたくて
必死に生きた
もうすぐ11月3日
私が死のうとしてたあの日。
あれからあと少しで1年か。
私、お疲れ様。
私は頑張った。
破滅的思考だけど
自己破壊的思考だけど
冬休みまでは生きたい。
まだまだ辛いね
日記は続くね
ななしさん
Koharuさん。こんにちは。
この一年、本当にお疲れ様でした。
必死に頑張ってきたんですね。
偏差値や成績で存在価値をランキングされること自体、ものすごく息苦しいのに…
学校や塾の先生との人間関係の悩み、絶望感とも戦いながら、そしてその悩みや絶望を友達にひた隠しにしながら、この一年を生き抜いてきたんですね。
それは並大抵のことじゃないと思います。
Koharuさんのそばに、温かい養護の先生がいてくれてよかった。
そしてKoharuさんが、養護の先生に苦しみを打ち明ける勇気をもってくれてよかった。
養護の先生も、養護の先生を信頼できるKoharuさんも尊い。
破滅的思考や自己破壊的思考。
若い人たちを追い詰め、そんな思考まで抱えさせるこの社会はどこか狂っているんじゃないか?
そんな風に私は思います。
冬休みまでは生きる。いいじゃないですか。
実は私にも「死のうとした日」があるのですが、それ以来「とりあえず今週だけは」とか「来月発売の新刊を読むまでは」とか、区切り区切り生きていますから。