夢に向かってまだ1歩目ぐらいの私の話を聞いてください。
私は勉強ができない癖に、美術だけは大好きで、将来は絵を描くお仕事やデザインするお仕事につきたいと思っています。
まだまだ先の話でも何となく想像してしまいます。
そして、私の中には大きな憧れがあります。
それは教員になることです。
私は父が中学校の教員をやっていて、
父の話を聞く度に楽しそうに感じ、
父の教え子に会う度、父は感謝されているのです。
私は学校が大好きです。
毎日学校に行きたいです。
担任の先生が大好きです。
クラスに馴染んでいくよりも、
クラスを良くするのが楽しいです。
でも、ネットで調べる度に
しんどさや、大変さが出てきています。
楽しいというより、やりがいがある。
労働時間が長く、部活や行事もある。
授業だけが全てじゃない。
やることは多い。
父を見れば、それでも楽しくやっているように感じますが、父は教員の中でも結構特殊なタイプなのが、父の同僚と比べるとよく分かります。
陽気で、生徒に大人気って感じで、私もそんな父が大好きです。しんどいという言葉を聞いたことがありません。
でも、それは父だからであって、他の人はどうなのか私には分かりません。
まだまだ先の話で、これから、高校行って、大学行って教員免許とって、、、
それとも?、、、、
まだ高校に行けるかも分からないですが、
教員はどうなのでしょうか。
しんどいが勝ってしまうのでしょうか。
働くというのは、皆そうなのでしょうか。
安定と夢。どちらを狙っていくべきなのでしょうか。
考える時間は沢山あるのですが、変に悩んでしまっています。
同じ悩みでも、歳が違っても、
なんでもいいので、教えてくれるとありがたいです。
名前のない小瓶
214901通目の宛名のないメール
小瓶主の返事あり
お返事が届いています
ななしさん
(小瓶主)
たくさんのお返事ありがとうございます。
皆さんのおかげで心にあったモヤモヤが晴れた気がします。
教員はなるまでの道のりと、なった後のことをしっかり考えてこの先を進んで行こうと思います。
教員はハードで、なるまでの道のりも大変であること。進める道は沢山あること。
まだ時間は沢山あること。
私はまだ、美術にこだわっているのか、
教員にこだわっているのか、
教員がどのぐらいハードなのか、
ぼんやりしていて、怖いことばっかりだと思っていた気持ちがお返事を読んで軽くなりました。
先生になるかならないかは、父の話と、今回の話、たくさんの先生の話を聞いてじっくり考えていきます。
ちゃんと成績とって、
勉強して、青春味わって、
未来の選択肢を増やす!
夢を見る!
今は、高校受験を頑張って、
高校生活頑張って行きたいと思います。
私の話を聞いてくれて、
本当に本当に本当にありがとうございました。
頑張ります!
ななしさん
私は中2です。勉強以外の取り柄がなく、毎日つまらない日々です。私だったら、夢ですかね。教員は公務員なので給料は安定していますよ。夢に向かってけっぱれ!
ななしさん
こんにちは。小瓶を読ませていただきました。
目指す夢やロールモデルがあること、ご立派です。
僕は社会人です。民間で働いていますが教員免許(先生になるための資格のことです)も取れる大学に通っていました。なので先生のお仕事のことは応えられませんが、資格という観点からお話をさせてください。
教員免許を取ったからといって必ずしも学校の先生になる必要はありません。塾の先生でもいいし、民間の他の会社に勤めてもOKです。先生になる・ならないは、高校・大学と進学する間に色んなものを見聞きして、ゆっくり判断していけば良いと思います。
ただ、先生になるための教員免許は、大学(専門学校)で必要な単位(授業のことです)を全て取らないと試験を受けることすらできません。これは世の中の他の資格とはちょっと違っていて、実務経験による一部免除がありません。(簡単に言うと、いくら塾の先生として生徒さんを教える仕事をしていても、足りない単位(授業を受けること)については、授業を受けることを免除してもらえないということです。)
社会人になってから授業を受け直すのはなかなか大変です。お金もかかるし、昼間に別な仕事をしながらまとまった時間を取るのも一苦労です。お金を貯めて働かず学生に戻ったり、隙間時間にだけアルバイトをするという手もあるのですが、一旦社会に出てしまうと、履歴書に無職やアルバイトの期間ができることは日本では非常に嫌われます(この辺はお父さんにも聞いてみてくださいね)。
なので、もし大学や専門学校に行くことを希望なさるなら、先生になるならないに関わらず教員免許は学生時代に取っておくほうがお得だよ、ということは確実に言えます。
ちなみに美術に興味があるとのこと。でしたら、せっかくですから学芸員(美術館や博物館で働く人です)の資格も一緒に取れるかどうか考えてみるのも良いかもしれませんね。
ななしさん
教員は科目によるかもですが、労働時間は結構長い方だと私が先生を見てると思います。
1、2日寝てない先生もいるし、夜遅くまで、一人でずっと仕事をしてる先生もいます。
休みの日が全然ない先生もいます。
不登校の生徒や、辛い子などの対応も簡単に考えて良いものではありません。
環境が悪い所もあると思います。
ですが、寝れなくても、仕事が多くても、楽しめる人はやっぱり楽しめると思います。
夢を追う意志は素晴らしいと思うし、夢を見るのは自由だと思っています。
やりたい事ならやっていいと思うし、挑戦したいなら、挑戦しても良いと思います。
ただ「将来」の事なので、現実を見て慎重に決める事も大切です。
ななしさん
※長いです。すみません!
中学から教員を志して、最後の最後、大学4年生の教育実習で挫折した2021卒です。
普通の就活を経て今は一般企業に勤めています。
想像されている通り、忙しかったですね。
生徒と授業したりHR活動をするのは本当に楽しかったです。
教育実習の先生って最後に泣く人よくいるじゃないですか?実際泣いてしまうんですよね。
それくらい心に残る、一生の思い出です。
ただ、時間と体力の余裕がなさすぎて、生涯の職にはできないなと思いました。
というのも、時間と体力がなくなると心の余裕もなくなるので、あんなに憧れてやりたいと願っていた生徒との授業準備を「疲れたな…寝たいな…やりたくないな…」って思ってしまったのが何より一番辛かったです。
自分の見たくない人間性の底と向き合わされた経験でした。
また、私は生徒を叱って嫌われる勇気がありませんでした。
「仲良くみんなから好かれる教師」みたいな理想を捨てきれず、叱るべきところで叱れなかった。
これでは生徒のためにならないと痛感して、そこで教職を諦めました。
免許を取るための講座を受けていた人も、一年生から四年生で半分に減りましたし、実際教職に就いた子は10分の1くらいだったと思います。
そして一発ストレートで正規雇用(常勤講師)になれたはその半分。はじめ100人くらい居たはずなのに、最後は数人でしたね。
……という感じで、自分語りが多くなったのですが経験談です。
憧れのためなら自分の体力や時間を見返りなく尽くせるか。それを「やりがい」と思えるか。
教員に関しては、もう本当にこれに尽きると思います。
ハードな面ばかりお伝えしてしまいましたが、教員試験に受かった子はすごく幸せそうでした。
福祉施設や支援学校のボランティアにも積極的に赴いていた子たちだったので、人に尽くすのが好きで幸せと思えるのならこれ以上ない天職だと思います。
小瓶主さんのお父様もきっとそのような方なのでしょうね。私には無理だったので、尊敬します…。
小瓶主さんの場合は美術方面にも興味があるようなので、まずは美術と教職課程どちらも学べる大学へ進んでみてはどうでしょうか?
美術職に就きたかった人が途中で教員になった、というのも聞いたことがあります。
「将来の夢は絶対これ!」って決めていてもいざとなったらすごく迷いますから…色々な道を見据えておいて損はないです。
(私はやりがいよりプライベート・趣味重視のライフスタイルが合っていたので結果的に今の仕事で良かったと思いますが、もっと考えておくべきでした。)
長くなってすみません。
教員の夢に関しては本当に悩んだ思い出があったので、少しでも小瓶主さんの参考になってくれると嬉しいです。
名前の有った小瓶
お父さんへの尊敬とあこがれ。
そして教員になれるかの不安で色々な想いが巡っていると感じました。
私個人の想いとしては夢に向かって頑張って欲しいです。
理想と現実で苦しむことがあるかもしれませんが、これから高校生なら今から不安になるよりもまずは頑張って欲しいです。
私の先輩でサラリーマンから小学校教師になった人がいます。
当時25歳くらいで仕事しながら教員免許を取り、今では20年近く小学校の先生をやっています。
保護者との相性次第で大変な年もあったり、残業も多いらしいですがやりがいのある仕事なんだそうです。
主さんの夢がかなって欲しいと願います。
頑張ってください。
ななしさん
正直 運だと思います
大変な生徒さんがいる学年に配属されると大変だし
良い生徒さんしかいない学年のタイミングだと楽しいし
良い生徒さんしかいない学年だけど
保護者が面倒くさい人だったり
でも
治安と評判の良い学校を選べば確率はかなり減らせますし
人間関係が運なのは どの仕事をしても同じなので
そういうのは不運な時になってから考えればいいと思います
気の早すぎるアドバイスになりますが
教員免許は大学や専門学校で在学中に取っておいた方が良いです
中には 卒業後に取る人もいますが
1回仕事始めてから取るのは
時間やお金や体力的にもしんどくなります
あとは 教員免許の更新さえ忘れなければ
いつでも 教員目指していけます
素敵な夢をお持ちでとても羨ましいです
応援してます
失礼しました
ななしさん
お父さんが人生の先生なんですね、良いなぁ!
我が家は同じ家に住んでるのに会話が一回もない日がほとんどです。恐怖を感じるような存在…って私のことはいいとして、
尊敬する先生は何十年たった今でも思い出します。
私は教員になったことはないので詳細はお伝え出来ませんが一時期なってみたいと思ったことはあります。
無理せず、自分のやれる事を頑張ってください!
ごろー
未来の教育現場は誰にもわかりません。。
でも、美術の先生の資格はとることを目標にしてみてはどうでしょうか?
卒業してから、すぐ教員になる道もあるかと思います。
今は社会人採用もあります。
未来でもきっと社会人採用は残っていると思います
画家やデザイナーなど作り手になる方に興味を持っているかもしれません。
もしかしたら、教員という形で生徒に美術を教えていくのは、小瓶主さんには合わないかもしれません。
部活動の顧問を外部の人に委託する話も聞きます。
フリーデザイナーをやりながら、
美術部の顧問をするのがあっているのかもしれません。
美術大学用の予備校があるらしく、一般の大学入試とは違うものみたいです。
まずは美術科の教員になる方法を調べてみてはどうでしょうか??
ななしさん
若い人に伝わるかどうか全くですが、まず、人生に暇な時間などはありません。だから今そんな気持ちがまさに夢の中なんです。
教員生活がどんなものかですが、一つバイトでもしたら分かると思います。正直書いてしまうと学校が社会の縮図だと気づくはずです。どこも似たようなもんです。自分は一つしか働いてないんですが、それでもなんとなく分かります。人間社会やもん。
あんまりこんな事書いてはいけませんが、一部の教師はレギュラーです。だから先生になったからと言って教卓に立てない人もいるはず。
自分は万年補欠だったんで下の世界見てきました。上の世界は分かりませんが、あなたの能力が低ければ、大工になってもハンマーすら持たせてもらえません。できる人にさせた方が効率が良いからです。
会社行って、仕事が多くしんどいなんて言う人いますが、任せてもらえるだけマシです。だからと言って補欠は楽って訳じゃないんですが。
そんな世界の人だっていると思います。こんな人になりたくなければ、真剣に学ぶように。任されたら責任持つように。
これやっといて。はい分かりました。これしたら良いんですね。はい。こんな人間はどこに行っても万年補欠です。そしていつか年下が上司になって嫌気するはずです。
ずっと夢みたければ、それを真剣に否定する事かなと思います。見る世界は人それぞれなです。ちなみに自分は闇に落ちました。主さんは光のある方に向かって下さい。
ななしさん
どんな職業でも働くって大変です。
でも好きな仕事だったら、
「大変」が「楽しい」に変換されるのかもしれません。
好きを仕事にできるって、
とても素敵なことだと思います。
迷わず好きに突き進んだら、
どうでしょうか。
ななしさん
どんなお仕事にも大変な部分と楽しい部分があります。あなたのお父さんはあなたには言わなかったかもしれないけど、仕事は大変だなと思った事もあると思います。ただ、やりがいというのかその大変さを乗り越えたところにありますよ。私は学校の先生ではなくて絵画教室の先生をしてますが、たくさんの子供たちと接したり絵を描く事の楽しさを伝えることが楽しいです。もちろん大変な部分もあります。
私も昔は学校の美術の先生を目指していましたが、教育大学には入れず、美術大学に入り、絵画教室の先生になりました。学校の先生だけではなくて、そういう道もあります。
私の仲間には、学校の先生から習い事の先生に変わった人もいます。お仕事は試してみて「向いてないな」と思ったら変えていいのだと思います。今の時点で夢が明確なのは素晴らしいことです。何をすればいいかわからないという人より、もっと早く夢に向かっての努力ができますからね。頑張ってください。
ななしさん
しっかり将来の夢があって素晴らしいと思いますよ!
私は怖がりだし、両親が厳しくて顔色伺いながらビビってる間に大人になり、子供の頃の夢は叶えられませんでした。(一時期教員も夢見てましたけど)
キツイ場面はどんな仕事にもあるでしょうから、お父さんに色々聞きながら成長出来ると良いですね。
以下はまだお返事がない小瓶です。
お返事をしていただけると小瓶主さんはとてもうれしいと思います。