私はきっと中学生の時に道を間違えたんだ。
中受に成功して調子乗った。
頭のいい人たちに囲まれた中で自分の平凡さ、頭の悪さに気付かされプライドがへし折られた。
難しかったから、がずっと言い訳になった。
頑張れば取り戻せた何かがあったはずなのに、私はすぐ諦めた。
頭のいい人、親、先生の言うことを最低限聞いてればうまくいくことに気づいて、自分で考えることをやめた。
楽な方、簡単な方にどんどん逃げて行った。
その結果がこれ。
指示待ち人間で、コミュニケーションが取れなくて、他人任せで、夢も持てなくて、自分が何が好きだったかも分からなくて、自分の欠点しか見出せないルーズな人間。
救いようのない馬鹿。
自分に甘い人のとこに行って、褒めてもらって、満足しきれないわずかな喜びだけ一瞬感じて、あとで自己嫌悪に落ちて泣く人間。
どうして気づけなかったんだろう。
いや気づかないふりをしていたのかもしれない。
私の周りに心から応援してくれる人が1人もいないことに。
大人が私を見捨てていることに。
それなのに私は変わろうとしない。
変わる努力をしない。
変わり方が分からない。
きっと私にも良い子のときあったよね。
どうしたら良い子に戻れるの。
もう遅い気がする。
誰かと話すのが怖い。
話して、相手が自分の本性を知って幻滅されるのが怖い。
こいつ馬鹿だ、無能だって思われて距離を置かれるのが怖い。
横目で見られるのが怖い。
そんなこと考えてたら何かをする気になんてなれない。
人生ってリセットできないのかな。
もう無理だよこんな自分と過ごしていくの。
もうこのまま橋の上から落ちたい。
溺死って辛そうだけど自分にはぴったりなんじゃないかな。
みんなには迷惑かけるのに、自分は何もしないし結果も残さないで、誰かからの恩恵だけ受け取るようなやつでもさ、魚の餌にくらいならなれるでしょ。
もうここから消えたい。