大学院まで行かせてもらいました。不自由なく暮らすことができていると思います。自分の親にはこんな自分をここまで育ててもらったこと、本当に感謝しています。
子供は未来への投資などとも言いますが、私は自分自身が投資するに値しなかったと考えています。環境には恵まれましたが、そこで力を発揮することもできませんでした。
ただ、周りと比較して、自分のできないところだけに目を向けて、逃げて。
いわゆる、自慢の子供とはなれなさそうです。
なので、後の人生を育ててもらったお金を全て返すということに全振りし、それプラス直葬代まで稼いだら終わりにしようと思うようになってしまいました。
この考えを友人や家族には言えません。こんな恵まれた環境にいて何を言っているんだと思うからです。ただ、どうにも抱えきれなくなりそうなので、ここでお話しさせてください。申し訳ありません。
ななしさん
子は未来への投資。
そんな言葉を言う人、確かにいますよね。
自分自身が投資に値しない。
なるほど…。
ところで、人間を育てるのって、販売目的でペットを繁殖させるような営利活動なんでしょうか?
人間は株や債権のような金融商品なんでしょうか?
子どもにかけたお金の元本と直葬代が返ってきたら、子どもを喪った親は満足するのでしょうか?
人間の価値をお金だけで測るような社会について、主様はどう思われますか?
大学院に進めるほどの優れた知性をお持ちなのですから、主様を死に追い詰める言葉や観念について、批判的に考察されてみてはいかがでしょう?
そういうのも、社会的に大いに意義と価値のある、立派な「頭脳労働」です。