小説第8章

第8章 カルタ
遥香；は？カルタ？
私は意味がわからなかった、カルタ？葵だっけ、ふざけてるの？そうとしか思えなかった。
葵；えと、、その、、さっきみたいに死んじゃったりはしないから安心してね、、！
葵はアナウンスで、話すのが苦手なのか少し篭りながら話していった。
葵；ルール説明するね！えっと、、待って原稿落ちちゃった！ ・・・こほん！えーとルールは、普通のカルタと同じ！まぁ休憩枠的な感じだから！私がカルタの読み手をするよ！
愛は少し怒りながらこう言った。
愛；そんなことして何になるの、、！
葵はこう答えた
葵；それは、遥香ちゃんに思い出してもらう為に必要だからだよ！
坂井；思い出すって、、遥香が？なんd
坂井の言うことを遮り葵は話し続ける。
葵；とりあえず始めるね！
私はそう言われて疑問も多い中机の上にあるカルタのカードをみた、でも私はそこでも疑問が増えた。
遥香；なにこれ、絵が不気味だ、、
絵には血の絵だったり助けを求めるような手の絵、色々な絵があった。理由はわからないけど愛達は気にしていないようだった。
愛；もー！こうなったら勝負よ坂井！
坂井；ふん！俺が強いってことを見せつけてやるぜ！
葵；じゃ！一枚目読みます、、。
そして葵は読み始めていった。
葵；「ともだちを見殺しにした後悔」
遥香；え、、？
私は葵が読んだ文に困惑しながらも「と」のカードを探す。
坂井；よっしゃ！取ったぜー！
愛；あー、とられた、、！
2人はとりあえず切り替えてカルタを楽しむ方向にいったみたいで、読み札については気にしていないようだった。
葵；2枚目いきます！
「しにたくなっても死ねない悲しみ。」
私は今は気にせずにカルタを楽しもうとも思ったがどうしても読み札の文が気になってしまった。
愛；やった！取ったよ！！
愛は坂井に自慢げにいった。
坂井；ふっ！勝負はこれからだぜ愛！
坂井は喧嘩を買うようにそういった。
葵；3枚目です！
「みんなとまた会いたいと願う」
愛；ほい！取った！
坂井；愛、強くないー！？
2人は気にせず和みながら勝負をしていた。
遥香；なんだか胸騒ぎがするな、、
私はそうやってポツリと呟いて引き続きカルタをやっていった。
最後まで読み札はずっと不気味だった。


これで今回は終わり！9章どんな感じにつくろう、、？
15章までには終わる予定です！