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SSD 完全消去の件。
Active@ KillDisk でゼロフィル3回しかできなかった。
別の方法として、Linux の LiveUSB を使って nvme-cli を走らせ、そこで消去することを考えた。
その矢先に USB スティックがこわれたので、薬を貰いに行った調剤薬局併設のドラッグストアで調達。
ひとまず KNOPPIX のブータブルメディアを作って USB ブートさせた。
初期状態では KNOPPIX には nvme-cli が含まれてない。
一旦リポジトリにアクセスしてカタログを更新してから、nvme-cli をダウンロード・インストールする必要がある。
居間のパソコン、インターネットに接続するのに無線 LAN を使ってて(ケーブルが届かない...)、KNOPPIX から Wi-Fi アダプターが認識されれば良かったんだけど、ダメだったのでスマホを繋いで USB テザリング。
ターミナルを起動する。
sudo apt-get update
sudo apt-get upgrade
この2つをパンチしてやるとリポジトリに順々にアクセスして、アップグレードが必要なパッケージが出てくる。
だが「リポジトリが安全ではないので更新できない」と出て、上手く行かない。
安全なリポジトリにアクセスさせるために「sources.list」の中身を書き換える。
とりあえず nano を立ち上げて、日本国内のミラーサーバーの URI を羅列、そこからデータを引っ張ってくるように設定。
しかしそれでも上手く行かない。
作戦変更。
KNOPPIX が入ったブータブル USB スティックはひとまずそのままにして、ディストリビューションを Ubuntu にする。
KDDI 研究所のサーバーからイメージファイルをダウンロードして SD カードに書き込み、リーダ/ライタごと PC に繋ぐ。
無事に USB デバイスとして認識されてブートローダーが立ち上がり、30秒ぐらいでデスクトップ画面に。
端末を起動。
Ubuntu も初期状態では nvme-cli が含まれてないので、同じ操作を試すも、やはりダメ。
3分考えて、nvme-cli をスタンドアローン環境でもインストールできるように直接ダウンロードしてみればいいのでは? と思いついた。
ネットの海を漂っていると、コントリビューターのサイトで nvme-cli が配布されているではないか。
でかしたぞ! 自分!
指示に従ってパッケージをインストールし、無事 nvme-cli を使える状態になった。
しかし⋯⋯。
どうも、返品する PC に搭載されている SSD は Secure Erase コマンドに対応してないみたいで。
確実な Cryptographic Erase をしたかったんだけどな。(暗号化鍵が抹消される)
NVMe status: INVALID_FORMAT
The LBA Format specified is not supported.
しょうがないので普通の User Data Erase を選んでユーザ データを消した。
Success formatting namespace:ffffffff
成功したようだけど、ユーザ領域が0で埋まってるのか1で埋まってるのかは分からない。
SSD 処分のためのサニタイズには程遠い状況。
処分・譲渡のとき、やっぱり HDD のほうが扱いやすいな。
まだ不良品ピックアップまで数日あるので、格闘してみる⋯⋯。
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お返事がもらえると小瓶主さんはすごくうれしいと思います
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